うさぎの歯ぎしり

暖かい日が続いていますね。日曜に釧路カントリークラブで、うさぎを見ました。今日は、うさぎの歯についてお話をしようかと思います。

うさぎの歯は、犬や猫と違った特有の形態をしています。一番の違いは、常生歯といい生涯歯を形成し伸び続けることです。切歯(前歯)は、1年で10~12センチ1週間で2ミリ程度伸びています。

それは、野生で野草や樹の皮、根等固く高繊維の食物を摂取するのに適するようになっています。上下対をなす歯がこすれることによって咬む面が維持され、どんどん伸びる歯を自分で削っています。飼ったことのある人は、ご存知かもしれませんがうさぎは歯ぎしりをします。歯ぎしりすることで、歯の長さを調整しているそうです。

うさぎと同様人間も歯ぎしりをします。どこか高いところがあれば歯ぎしりをし、その歯を削ろうとします。ぎりぎりすることで、歯だけではなく顎が痛い、口が開けにくいなど顎関節が代償を負う場合もあります。顎関節症でお困りの方は、一度当院にご相談ください。

 

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