冬の治療

この時期になると、「雪の降る前に治療をしたいな」「年を越す前に、歯のクリーニングをしておこうかな」「お正月に痛くなったら困るから前から気になっていたところ診てもらっておこうかな」などの希望の方が増えているように思います。

本間歯科では、なるべく短期で集中的に治療を進めれるよう治療の流れ、予約日を相談して決めていきます。ご希望の方は、早めの予約をお願いします。

Christmas!

12月になりました。12月といえばクリスマスですね。

本間歯科では、クリスマスが待ち遠しく11月後半からからリースを飾っていましたが12月に入ったのでサンタさんたちも飾ろうかなと思っています。

さて、サンタさんのソリを引く立派な角のトナカイ。当然オスだと思いませんか?

トナカイはシカの仲間なので私はオスだと思い込んでいたのですが、実はそうではありませんでした。

トナカイは、シカの仲間で唯一オス、メスともに角があります。

オスは、シカと同じように秋にメスをめぐって角を使い戦いますが秋が終わる頃には落ちてしまいます。一方メスは、冬になっても落ちることはなく春までは角を維持します。これは、秋にできた子供を守るためだそうです。

つまり、クリスマスシーズンに角があるのはメスだけなのです。以前シカの角についても書きましたが、トナカイの角もまた興味深いです。

皆さんは、ご存知だったでしょうか?

 

 

 

子供と歯ブラシ

昨日、STVニュースが北海道の子供は虫歯が多く肥満傾向にあると報じました。この調査は前年度、国が指定する調査実施校に在籍する満5歳から17歳までの幼児や児童、生徒を対象に発育や健康の状態を明らかにすることを目的に実地されたものです。

肥満も問題ですがここで注目したいのは、北海道は虫歯がある子供の割合がすべての年齢で全国値を上回ったという結果です。

驚きと同時に悔しい気持ちになってしまいます。それは、子供の虫歯は頑張ればどうにか防げるからです。

歯ブラシの仕方や頻度、間食の頻度、家庭環境(祖父母と暮らしているとおやつを頻繁に取る傾向がある)いろいろ原因はありますが歯ブラシに絞って考えてみると

『赤ちゃんのころは、大人が磨く

もう少し大きくなれば、本人に磨き方を教え最後に仕上げ磨きをしてあげ

さらに大きくなれば、1人で磨く。』

この流れさえしっかりしていればそんなに虫歯ができるという話にはなりません。

もしかすると磨く大人がそばにいなかったり、あるいは子供が嫌がり暴れてできない、または大人自身が歯磨きをそこまで理解できていないので子供に伝授できていないのかもしれません。

理由は、様々でしょう。しかし、歯ブラシのやり方は一度習得すると一生ものです。やり方を学び、その後は練習すれば良いだけです。そして恐ろしいことに歯ブラシは毎日練習する機会が必ずやってきます。つまり、上手くなるに決まってる流れです。

本間歯科では、大人にも歯ブラシ指導を行っています。今日習えば今日から実践できます。そして子供にも孫にも教えることができます。

北海道の子供が虫歯が多いなんて悔しいので、一緒に頑張ってみませんか?

もちろんお子様の歯ブラシの悩みや疑問、「子供に歯ブラシを教えてほしい」との要望にも対応しているのでご希望の方はご連絡ください。

全ては繋がっている?

部屋の整理をしていると、学生時代に父から借りた頭蓋骨の模型が出てきました。

この頭蓋骨の模型は、あらゆる部位がわかるように骨が扉のように細工しており開けるとさらに内部が見え神経や血管も理解できるようになっています。
私たちは、骨、神経、血管などの走行を学生時代にたたきこまれます。もしかしたら皆さんは歯科医院での治療は歯に限局したイメージかもしれませんが実は深い虫歯の治療や抜歯、歯周病再生療法の際にはこのようなことを知っておかなければなりません。身体の不思議ですが、大雑把にいうと全て繋がっているのです。例えば、一本の歯をみても神経があります。それは大元の神経からの枝分かれになります。
また余談ですが、歯は身体の中で一番固い組織です。それに守られている神経、血管は簡単には失われません。法医学などではその事を利用し、歯の中のDNAから身元を調べます。
たかが歯ですが、知れば知るほど奥が深いものです。
ということで、皆さんも少しは歯に興味を持っていただけたでしょうか?
歯が痛いとなってから『歯を大切にしなければならないな』と気がつくよりも、歯に興味を持つことで気がつく方がずっと良いと考えます。歯に興味を持つきっかけを作る事も私たちの仕事であると考えています。ブログを通じて、あるいは毎日の歯ブラシなどのツールを通じて、色々な方面から皆さんにアプローチしていきたいと思います。

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、より良い決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める」ことを言います。

歯科でセカンドオピニオンとなると、どんな先生のところへ行こうか、何を基準に探せばいいか、歯科で専門とは?と迷うかもしれません。

専門といっても、大学病院など大きな病院であれば虫歯なら保存科、被せ物なら補綴科、歯周病なら歯周病科、神経の治療なら歯内療法科などわかれていますが町の一般的な歯科医院ではこのように分かれてはいません。あっても口腔外科や矯正科になります。

基本的に歯科は、お口の中全体を一つの単位として口腔一単位と表現します。そして快適な咬み合わせを作るためにはすべての分野の技術が必要となります。もし、どれか一つの分野の技術が低ければ全体の歯科水準はその一番低い分野と同レベルになってしまいます。そのため当院では、『総合歯科診療』を掲げ、高いレベルでの歯科治療を実現するため全ての分野の技術向上に努めています。

そして当院のもう一つの強みとしては、開業し半世紀近いということです。つまり、これは膨大な治療データがあるということです。技術とは別で、このデータというものはなかなか手に入りません。経験や経過からわかる情報は貴重です。参考になる症例があれば、合わせて情報提供できると思います。また、専門の先生がいるのであれば札幌でも東京でも良いので紹介してほしいと希望される患者さんもいます。その際は、本間歯科とつながりのある専門の先生を紹介しています。

セカンドオピニオンをご希望の方は、電話予約の際お伝えください。

以前の記事 ➡ セカンドオピニオン

Halloween

10月31日は、ハロウィンですね。ハロウィンといえば、かぼちゃのイメージが強いですが実はもともとはカブだったそうです。しかし、アメリカではカブをあまり食べないこともありいつしか生産量の多いかぼちゃに変わっていったようです。

話はかぼちゃへと移りますが、

かぼちゃの生産地といえば『北海道』です。

生産量は、日本一。年間生産量は、87800㌧で2位の鹿児島県は8090㌧らしく10倍以上差があります。また、作付面積も1位で7260haでこれは北海道全体の約0.087%、北海道の約1149分の1はかぼちゃ畑ということになります。

かぼちゃには、2回旬の時期があります。

1回目は収穫の盛んな夏、2回目は美味しい食べごろの秋になります。夏のかぼちゃはみずみずしく、あっさりとした甘みが特徴で、秋のかぼちゃは水分が抜け甘みが凝縮し味が良くなっているそうです。つまり、今が旬です。

旬のものを食べることはの大切さは、昔から言われています。なぜなら、その季節に必要な栄養がたっぷりと含まれいるからです。

「時期になるとたくさん流通するため安い、そして美味しい、且つ栄養を効率よくとることができる」となれば旬のものをとらない理由は見つかりません。

秋には『天高く馬肥ゆる秋』という言葉があります。意味は「秋の空は澄み渡っていて馬も肥えるくらい過ごしやすい季節」です。私たちは、肥えない程度に秋の味覚を楽しみたいものです。

 

➡ ハロウィン

➡ のどかな光景

入れ歯の種類

秋と言えば、『食欲の秋』!

美味しいものを食べるために使う道具である歯。

今日は、一番悩んでいる方が多い義歯(入れ歯)にスポットライトを当て説明したいと思います。入れ歯と言っても種類は様々です。

まず大きく分けると、保険診療と自由(自費)診療があります。

保険の入れ歯『樹脂床』

当院の信頼する技工士が作成し、調整するので問題はありません。しかし、保険の縛りがあるため使う材料などの自由の幅がありません。

 

自由診療(自費)診療のものは、材料や手間がかかるためより精密に仕上がります。いろいろな材料の義歯があるので患者さんの希望はもちろんですが、口腔内の状況により適しているものを判断し提案することができます。

以下が自由診療の義歯になります。

『金属床』チタン床・金床・コバルトクロム床などから選択します。

金属床は、薄く仕上げれるため違和感や話にくさを軽減します。熱伝導性も良く、ぴったりとした装着感があります。部分的な入れ歯も可能です。

『コンフォートデンチャー』

入れ歯の裏面に生体用シリコーンというクッションで覆います。この弾力のおかげで咬んだ時の歯茎への負担を軽減、また吸着力にも優れていると言われています。

『ブレードティースデンチャー』

この入れ歯は、人工歯に特徴があります。咬砕力を増すことで顎堤の圧を軽減し、この金属部に力が集中することで小さ力で効率よく食べ物を咬み切ることができます。上の入れ歯の歯に金属がつくため見た目ではわかりません。

『ノンクラスプデンチャー』

通常保険だと金属になってしまう留め金が透明なもので、さらに目立ちにくくなりました。

『イボカップデンチャー』

ヨーロッパのリヒテンシュタインで開発された大変精度の優れた義歯製作システムによってつくられた入れ歯です。見た目は、保険のと変わらないと思う方もいるようですが並べると審美性は高く精密なためつけ心地は全く違います。

他『テレスコープ義歯』『アタッチメント磁性義歯』なども治療可能です。

 

当院の治療手順は、基本的に今お使いの入れ歯を修正し痛みを取り

それから希望の方には新しい義歯を作製します。咬めない状態がないよう治療を進めます。

入れ歯でお困りの方は、ぜひ当院の治療を受けていただきたいと思います。

開業47年、知識と経験から最善の治療を提供したいと思います。

環境問題について

最近、熊に関するニュースが目立ちます。人が襲われた、作物が被害を受けたなどのニュースがクローズアップされています。この数の多さを皆さんはどう思われますか?熊と人間の住み分けが崩壊しています。原因は、何でしょうか?

研究者たちの見解を色々調べてみました。研究者によって言っている内容が違うかというとそうではありませんでした。

熊が人里に降りてく理由は、『食料を探すため』

そして原因は、『森林減少と気候変動(温暖)による冬眠の習性の変化』

森林減少は、災害、人間による伐採があげられます。

気候変動により災害も確かに増えましたが、近年急速に進んだ太陽光発電のためのメガソーラー建設や風力発電のための風車建設もまた問題のようです。これは、広い敷地が必要のため森林伐採をします。都会には、広い敷地がないため自然の多い地域で実地されているのが現状です。

メガソーラーのパネルは、気温30度をこえるような夏場には表面温度が最大70から80度になると言われています。風車は、穏やかなように見え時速は200キロとスピードがあります。これは、熊に限らずですが野生動物にとって危険そのものです。食料のある森を奪われしまえば生きるために食料を求め人里へ降りるしかありません。しかし、人里へ降りてきた熊が人を傷つけるとなると駆除をせざるを得ません。以前、この話を知人にしたときに熊をすべて駆除をしてしまえば良いのではないか、熊っている意味があるのか?と聞かれました。皆さんは、どう思いますか?

これも調べてみると他国のように絶滅危惧種になっていれば駆除しないで決まりですが、そうではない日本では今なお議論されている内容だそうです。

しかし、生態系を維持するという面では、熊が必要かというと必要なのです。熊は大きな体を持ち、強い力を持つ動物で自然界に天敵はいません。生態ピラミッドのトップです。そして、この大型の野生動物が生きているということは生態系がバランスよく成立している証しだそうです。

要するに、熊がいるということは食料となる植物や昆虫など豊かに存在するということであり、ひいては森の土や水、空気も健全な状態を保っているという目印なのです。裏を返せば熊がいなくなった森は生態系が崩れ、知らぬまに絶滅している生物や水源が汚染されているかもしれません。

熊が人里に出没しているということには、大きな問題が潜んでいることを考える必要があります。

環境問題は、対策を考えても思い通りにいきません。なぜなら、それは自然が相手だからです。そして、自然はすべて繋がっています。その都度、専門家の意見を聞き対策を柔軟に調整していくことが重要だと思います。

そして、自分たちができることは何か。はっきり言いたいところですが、これは正直なところ私もまだ模索中です。

ただ、例えば歯科医院で治療後「この歯はもともと弱っていた歯を治したので他の歯よりも弱いです。」と伝えたとします。そしたら、きっと患者さんは硬いものをさけたり、かばって使うと思います。このことを知っていれば腫れたら放置せず、歯科医院へ早めに行くかもしれません。つまり、知っていると知らないでは全く違うと私は思うのでこのブログを通してこのことをシェアできたらなと思っています。

 

歯について考えるタイミング

19日に円山動物園の象のパールが出産しました。ニュースになっていたのでご存知の方もいるのではないでしょうか?

飼育員が柵越しに健康状態を管理して象と同じエリアに立ち入らない『準間接飼育』での出産だったそうです。このような方法での出産は全国で初めてだそうです。北海道が、全国初となるとなんだか嬉しい気持ちになります。

象といえば、大きな牙や長い鼻、大きな耳が特徴です。

象の『歯』。 皆さんは、イメージありますか?

 

知らなったので調べてみると象の歯は、なんと4本しか歯がありません。たった4本と思うかもしれませんがこの4本は硬い木やとげとげの植物、太い幹の木を食べることもあるので1本1本とても大きくてギザギザしています。そして、驚きなのは6回生えかわることです。食べるものが硬いものが多いので歯は次第にすり減ります。そのため、使えなくなれば生えかわりそれが一生のうち6回あるそうです。自然の神秘というか実に面白いと思います。

人間は、そうはいきません。乳歯の後は永久歯。それがラスト。そう簡単に生えかわるチャンスは与えられていません。しかし、歯の本数は圧倒的に多いです。

たとえ、歯を失ってしまってもその時点で気が付きそこから歯を残すよう努力すれば、チャンスは全体で28本あるので28回チャンスがあるといっていいのでしょうか。難しいところですが、要するにチャンスはあるということです。

つまり失ってしまったものは、仕方ないのでその部分は補い、これ以上失わないための方法を考えることができます。もちろん、歯をすべて失ってしまっても歯が大切だったんだなと思い、誰かに歯の大切さを伝えれば相手に1回チャンスを与えたようなものです。あとは失ったものを義歯なり、インプラントなりで補えば良いと思います。

歯を失った時に、落ち込むのではなく「歯について考えるタイミングが来たんだ」と本間歯科の門をたたいてもらえるといいなと思っています。いつでも歯に対する再出発ができるよう準備しているのでご相談下さい。

 

スイカのお話

8月9日(水曜)今日からスターバックスで【GABURIスイカフラペチーノ】が登場します。今までは、地方限定だったそうですが今回は全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)で販売されるそうです。一部店舗に釧路が入ってないことを願うばかりです。

さて、今日はスイカのお話。

スイカの原産地は、南アフリカです。野生のスイカは、硬い皮を持つ薄緑色の果物だったそうです。そのスイカを品種改良したのか3000年くらい前のエジプトでした。スイカの種は3000から4000年以上前のツタンカーメンの墓や他の王の墓などで発見されています。また、その墓の壁画にも描かれているそうです。

そもそもなぜエジプトは、スイカを栽培しようと考えたのでしょう。

その答えは、watermelonという名称にあります。スイカの90パーセントは、水分です。そして日陰の涼しい場所に置いておくと数週間から数カ月保存がきくためです。エジプト人は、保存のきく水分としてスイカを栽培するようになったのだろうと考えられています。墓にあったスイカもエジプトの王たちが没した後の長旅の道中で水分が必要だろうと備えたと言われています。

それを今は、夏のデザートとして食べているとはなんと贅沢なのでしょうか。

スイカには、水分、ミネラル、ビタミンが豊富です。真夏40度を超えるエジプトではスイカとチーズの組み合わせが人気だそうです。熱中症対策に取り入れ、暑い夏を乗り切りましょう。