【入れ歯の磨き方】

先日、テレビを見ていると入れ歯洗浄剤のCMが目に飛び込んできました。

入れ歯を洗浄剤につけているシーンがありました。

まるで汚れが洗浄剤に入れることでシュワっとれてしまうような・・・・・

実際、そのようなものがあれば毎日が楽だと思います。しかし、入れ歯は歯茎の形の部分もあれば歯の形の部分もあり、部分入れ歯にいたっては針金もあります。とても複雑な形をしています。さらに歯を1つとっても、出っ張っている部位もあればくぼんでいる部位もあります。

洗浄剤に入れるだけではその汚れは取り切れません。

今日は入れ歯の磨き方を簡単に書きたいと思います。

水を流しながらブラシで入れ歯の形をしっかり見て、ブラシをかけてください。

その後、洗浄剤です。洗浄剤から出した後、洗浄剤を流すため再度軽くブラシをかけ水洗すると良いかと思います。

自分の歯より、取り出して直接見れるので簡単です。

それだけで、以前よりヌメリがないことがわかると思います。

もう一つ誤解されがちなのが歯磨き粉を使うことです。

歯磨き粉は、当たり前ですが歯を磨くときに使います。

歯のような固いものを磨くので研磨剤が入っています。しかし、入れ歯は基本プラスチックなので研磨剤入りのもので磨くと細かい傷がつき、そこにまた汚れが付きます。

入れ歯用の歯磨き粉も、あるので相談していただけたらと思います。ミントの香りで爽快感が得られます。

洗浄剤入れ歯  (c)GC

泡によって義歯を手軽にすばやくブラッシングする、ワンプッシュタイプの義歯洗浄剤です。

 

また、入れ歯用のブラシもあります。

ブラシ

小さい方が針金などの細かい部分に使えるようになっています。

 

入れ歯もご自身の歯となって、日々の生活を支えている一部です。清潔に長く使ってほしいと思います。