お餅を詰まらせないために

年末年始になりお餅を食べる機会が多くなると思います。

と同時に、この時期にはお餅を詰まらせてしまった方のニュースを良く観ます。

「お餅を食べなければ・・・」、「食べさせなければ良かった・・・」そんな声も聞かれてきますが、日本のお正月でお餅を食べないというのも、ちょっと寂しい気もします。

また、釧路には美味しいお餅屋があるのでお正月に限らず食べることが多いと思います。

美味しいお餅を安全に食べるために、今回は注意すべきポイントを挙げたいと思います。

時間があるとき今一度確認をして頂ければ幸いです。

 

【喉に詰まらせないために注意すべきこと】

⓵ ゆっくり噛んで唾液とよく混ぜる

⓶ 喉をお茶やお水などで湿らせておく

➡年齢が進むと唾液が出にくくなるため喉にお餅がつきやすい。

⓷ 食べやすい大きさに切る

➡小さくできるのであればその方が良い。年齢が進むと飲み込む能力が低下。せき込む反射が弱い。

⓸ 食べながらおしゃべりをしない

➡声を出しているときは気道があいているので何か拍子でお餅が気道をふさいでしまう危険性がある。食べることに集中して飲み込んでからおしゃべりをするようにする。

⓹ 姿勢に注意する

➡背中を丸めると、顎が上がってしまうため食べ物が気道に入りやすく飲み込みにくい。足をぶらぶらさせると首の部分が不安定になり首の筋肉がうまく動かず飲み込みにくい。