お口の中にカビ?

梅雨の時期になりました。北海道には、梅雨がありませんがお天気が不安定ですね。

梅雨の時期と言えば、カビが気になりますね。お口の中にカビが生えることをご存知ですか?

原因は、健常者の口腔内にもいるカンジタ菌という真菌(カビの一種)です。それが異常に増加し、病原性を発揮することがあります。その場合、舌や上顎の粘膜に白い苔のようなものができ、それがはがれると赤く腫れたり出血があり、舌全体が腫れたりする場合があります。さらに、舌が痛いや味覚がいつもと違うといった違和感を感じることもあります。

免疫低下、口腔乾燥、消毒薬での過度のうがいによる常在菌のバランス悪化が異常な増殖につながります。また入れ歯と口腔粘膜の間には唾液が流れにくいためカンジダ菌増殖の温床になりやすいので気をつけなければなりません。

予防策としては、毎食後の歯磨きとこまめうがいで口腔内を清潔に保ち、適度な湿度を維持することが大切です。お口が乾燥しやすい方は、当院でおすすめできるマウスウォッシュがあります。

もし、心当たりのある方はご相談ください。