お口の中の病気

ノーベル医学生理学賞を今回受賞した京都大学の本庶佑先生は、がんの治療に貢献しました。すばらしいことですね。

今日は、口腔内でこわい病気の1つの口腔がんについてお話しようと思います。この口腔がんは、認知度が低いために進行に気が付かず放置されることがあります。

しかし、初期の段階で発見できれば後遺症も少なく、治癒率も高いです。

当院でも何人かいらっしゃいましたが総合病院に早期に紹介をし、今も元気で来院されています。早期発見がすべてです。

例えば、

2週間以上治らない口内炎がある

粘膜が赤くなっているところや白くなっているところがある

なかなか治らない腫れ、しこりがある

舌にしびれを感じる

物を飲み込みにくい

もし思い当たる項目がある方は、受診をお勧めします。

不安や疑問に思うことがありましたら、来院時にお尋ねください。