Newtonの休暇

皆さんは、アイザック・ニュートンのことをどこまで知っているだろうか?

今日は、彼のことについて少し調べたのでお話しようと思います。彼は、イギリスの物理学者であり数学者、天文学者。後にも先にも彼を越えるものはいないと言われるほどの史上空前の天才と呼ばれていました。彼の功績は、『ニュートンの三大業績』と言われ、今なお我々はそれを学んでいます。

万有引力の法則、微分積分法、光の分析。

この三大業績とされるものは、いずれもある期間に成し遂げられたと言われています。さかのぼること1665年、ニュートンがケンブリット大学の学生だった頃の話になりますがその当時ロンドンではペストが数度目の流行の襲来でした。(ペスト→14世紀にヨーロッパの人口の3分の1を死亡させた感染症)

大学は、この大流行を受け一時休校となりニュートンもペストから逃れ故郷の田舎町に戻り18カ月そこで過ごしました。この余暇に、3つの業績の基礎となるひらめきを得たと言われています。

後にニュートンは、この期間を『創造的休暇』と呼んでいます。彼はこうも言っています。

Truth is ever to be found in simplicity, and not in the multiplicity and confusion of things.

(真実は、多様さや混乱の中でなく、つねに単純さの中から見いだされる)

この自粛期間 をどう過ごすべきか考えさせられます。