メイクアップ界のレジェンド『ケヴィン・オークイン』
細眉、リップライナー、そして光と影を駆使して立体感を出す手法(コントゥアリング)を広め、美の固定観念に挑んだ伝説のメイクアップアーティストです。
90年代の主要スーパーモデルが彼の虜になった彼の革命的なメイクと哲学、そして短くも美しい人生に迫るドキュメンタリー映画が5月よりオンライン配信にて公開されています。
予告では、メイクをしてもらった当時を振り返りケイト・モスが「歯科医院のような椅子に座らせ眉を全部抜いたの。」なんて淡々と語ってるシーンは衝撃的です。
それだけ聞くとクレイジーな気がしてしまいますが、彼は彼の著書「Face Forward」中で
「個性を認め強調することができる。それがメイクアップのもつ素晴らしい面の1つである。」と語っています。
常にメイクをすることで自己表現をし、アイデンティティーを求め続けた彼の言葉には重みがあり、技術だけではない何かが多くの人を魅了したのかもしれません。
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