当院は、8月12日(月曜)から15日(木曜)まで夏休みとなります。
16日(金曜)から通常診療を致します。
お休み期間中は、釧路歯科医師会館で当番歯科医師が対応しております。
釧路歯科医師会館
当院は、8月12日(月曜)から15日(木曜)まで夏休みとなります。
16日(金曜)から通常診療を致します。
お休み期間中は、釧路歯科医師会館で当番歯科医師が対応しております。
釧路歯科医師会館
夏が本気を出してきました。
最高気温が40度近い地域も出てきています。危険な暑さ、酷暑という言葉が当たり前のように使われるようになった日本ですがそんな日本の中で群を抜いて涼しいのが釧路です。暑さから逃れることのできる方は、釧路に涼みにきてはどうでしょうか?
航空会社のピーチは、この涼しい釧路と暑い関西を結ぶ便を7月から9月の期間限定1日4便(直行便)を提供しています。
【運航スケジュール:釧路】
運航期間:2024年7月2日~9月29日(火・木・金・日の曜日運航)
MM125 大阪(関西)12:45-釧路14:50
MM126 釧路15:35-大阪(関西)18:05
※8/11、8/13のみ
大阪(関西)13:40-釧路15:45、釧路16:25-大阪(関西)18:55
https://www.flypeach.com/mp/destination/kushiro
また、涼しい釧路のPRを市や自治体もいろいろな方面で盛り上げています。
そうは言っても釧路にいる私たちは、暑さに非常に弱いため涼しいと言われてもしっくりきていないのではないでしょうか?
私を含め釧路の皆さんにとっては暑い夏ですが、楽しみましょう。
https://youtu.be/CNeakmoER7Q?si=QwQ8PDDYqpdakuKP
7月26日からパリ2024オリンピックが始まります。ということで今日は私が感じるフランス語の発音の難しさからお話したいと思います。
フランス語の勉強をして何年か経ち、なんとなくコミュニケーションが取れるようになったなと思っていても実際フランスに行くと上手く通じないことが多々あります。フランス人が私の発音を真似してからかってくることもあります。日本語の発音とは違いまたメロディーのように話すフランス語。発音をなんとしても習得しようと最近フランス語の発音を重点的に学んでいます。その資料の一部です。
舌の位置や口の形を記した資料を確認しながら実際に発音し、先生にチェックしてもらいながら再度発音。後日復習で繰り返し練習をしている様子は、まさに口に筋トレです。
さて、これに似たものが歯科には存在します。それは、パラトグラム(発語機能検査)というものです。
発音時に舌が、口蓋や歯列とどの範囲で接触するかを粉を使い確認します。歯音、歯茎音、硬口蓋音など色々な発音を確認することができます。そして、その結果を元に必要に応じて人工歯列の排列位置および口蓋部歯肉形態の修正をします。このようにして発音を考慮し、試行錯誤の上できた義歯でも完璧ではありません。最後は練習が必要になります。それは、私が苦戦している口の筋トレのようなものです。道具を上手く使いこなすにはある程度の練習が必要ということです。
歯科の中でも特に義歯というのは難しいもので、私たち歯科医師の読む本にもこのようなことが書いてあります。
「どのような義歯であれ患者にとっては異物であり、患者はその義歯をどのように取り扱い、口腔に適応させていくかを習得しなければならない。歯を失ってしまったことが契機となり知らず知らずのうちに義歯を嫌いになりその抵抗感から義歯の適応に時間がかかることもある。また、上手く適応しないこともある。したがって、包括的な治療などにおいては歯科医師による指導とともに、患者と一緒になって考える姿勢がこの時点で重要な意味を持つ。」
つまり、ここからもわかるように異物から道具となり、使いこなせるようなるまでサポートすることが私たちの仕事になります。
使っている義歯を診査診断し修理、あるいは新製で対応できる可能性があります。義歯を使えないと諦める前に、一度ご相談ください。
参考文献
Corentin BARCAT 『Prononciation Française』
E.Piehslinger 訳 佐藤貞雄 石川達也 『臨床家のための歯科補綴学』クインテッセンス出版株式会社
釧路も夏らしくなってきました。釧路の夏も毎年記録更新の暑さが続いています。
この時期恒例となってしまった脱水症のお話しを今日はしたいと思います。
『脱水症』
生物の体の水分が足りなくなることを脱水と言いますが、そもそも人間の体にはどれくらいの水分が必要なのでしょうか?
健康な成人の場合、体重の60%が水と言われています。60kgの人の体では36kgが水という計算になります。そして水は1g=1mlですので、体の中には36Lの水があることになります。
その水分の中で、どうしても人が失ってしまう水分があります。
1つ目は尿です。尿は体の不要な物質を溶かして捨てるために体が使用している水分になりますが、体重1kgあたり1時間で0.5mlは最低必要とされています。60kgの人であれば、1時間30mlは必要です。1日では30ml×24時間で720mlが必要です。
2つ目は体から知らず知らずに蒸発している水分です。普通(体温36℃、気温28℃)であれば皮膚から600ml、呼吸の中から300mlの合計900mlが1日に出て行ってしまうと言われています。これは当然体温と気温にも大きく左右され、体温または気温が1度上昇すると15%程度増加すると言われています。
これらの水分の合計1620mlが体重60kgで体温36℃の人が気温28℃の中にいる際に最低限必要な水分ということになります。500mlのペットボトル3本とちょっとですね。私が最初にこの話を聞いたときには「朝昼晩の食事のときにペットボトルを1本ずつ飲まないといけないの?ちょっと厳しいなぁ」と思いました。これは私が体に必要な水を全て飲み水で補わないといけないと思ったために起きた勘違いです。
続いては人が摂取している水分についてです。人は飲み水からも水を摂取していますが、食べ物からも水分を補っています。先ほど、「人の体の60%が水」とお話ししましたが、それでは食べ物はどうなのでしょうか?
例えばご飯は1杯あたり90mlの水が含まれているそうです。また、レタスやトマトなどの野菜はその95%程度が水分です。人は1日あたり1L程度の水を食事から摂取しているそうです。普通に食事が摂れる方であれば、最低620mlの水を飲めばいいことになります。
炎天下の中、何か作業をされたりする方は、そこにいるだけで失われる水分は増えます。汗をかいたりするとさらに増えます。そして、そういう場合にはたいてい食欲も落ちてしまい、食事からの水分量も減ってしまうという悪循環になってしまいます。
あまりにひどくなった場合には病院で点滴をして水分を補給してあげることになりますが、具合が悪くなる前に、意識してこまめに水を飲むことが大事です。
5月17日~5月21日『矯正』、『顎関節症』特別相談を実地致します。
歯周病検査、レントゲンや模型などは金額はかかりますがたとえば、矯正をしてみたいなと思っているけど矯正はどんなものなのか知りたい。実際に付ける器具を見たい。器具を使わないマウスピース矯正って何?ずっと悩んでいるけど矯正をしたほうが良いのか。
顎が痛い、咬みにくい、口が開けにくいなど症状がある。顎関節症と以前言われたことがあるけど実際はどんな治療をするのか聞きたい。また、矯正は以前したが噛み合わせがしっくりこない。
ご希望の方は、お電話で矯正相談あるいは顎関節症相談と言っていただけたらと思います。物が咬めて長期的に安定する治療を本間歯科では行っています。
当院のゴールデンウイークの休診は、
5月3日(金曜)4日(土曜)5日(日曜)6日(月曜)となります。
なお、お休み中は
釧路歯科医師会館で当番歯科医師が対応しております。
19日、日本気象協会は2024年桜開花予想を発表しました。平年並みか少し早いようです。
桜を使ったことわざに、『桜は花に顕る』があります。
これは、普段目立たぬ存在だった者が何かことがあった時に、優れた才能を世に表し非凡であることが知れることのたとえです。花が咲かなければ他の木と同じく分からなかったのが、美しい開花で初めてそれが桜であったことが知られるということからきているそうです。才能は生まれつきだとなると難しいですが、日々の訓練とチャンスが来た時にそれを掴める自分になることは誰にでも出来ることなので良いことわざなのではないかなと思います。
まだ釧路は寒いですが、春に向けて前進です。
3月14日は、ホワイトデーです。ホワイトデーは、1980年にお菓子会社の「バレンタインのお返しにお菓子を」というアイディアから始まったものです。それにしても、なぜホワイトなのでしょう。
調べてみると、『白は、純愛のシンボル』だからだそうです。しかしこの白、純愛のシンボルだけではありません。
白は、歯科医院のシンボルでもあります。それを裏付けるようかのように、ホワイトを歯科医院の名称に入れている医院もありますし、白い歯にかけた語呂を医院の電話番号に使用している医院もあります。歯科医院のシンボルともなる白。要するに、白は歯にとってのシンボルそのものなのです。
歯にとって白は、健康の象徴であり、若さの象徴です。歯が不健康な時、例えば虫歯になると歯は白から茶色や黒色に次第になります。神経がダメになってしまっていた場合もまた歯は茶色くなっていきます。若さの象徴というと、語弊があるかもしれませんが年を重ねると徐々に歯は黄色くなってしまいます。これは誰しも起こり得ることです。
そしてこの歯でいうところの白というのは、非常に難しいものでただ白ければ良いというわけにはいきません。その人、個人に合った白が必ずあります。笑った時に歯にだけ注目がいってしまうというようでは困ってしまいます。つまり、ホワイトニングをする際はプロがしっかり把握しどのあたりまで白くするのが自然かを判断する必要があります。最近は、昔と違い年齢の高い方のホワイトニングも全国的に増えています。この背景にはご自身の歯が残っている方が増えてきていることが挙げられます。
春爛漫、気分の上がる春に「歯を白くしたい」とお考えの方は一度ご相談下さい。
2月22日は、『にゃーにゃーにゃー』猫の日です。猫の日ということでキティちゃんについて書こうとしていたのですが、実は彼女は猫ではないことを私は知ってしまいました。私だけが知らなかったことなのでしょうか?
さて、気を取り直して『猫も老人も、役立たずでけっこう』という養老孟司先生の本についてお話しようかと思います。この本は、先生が愛猫まるを通して人間社会を考察したエッセイです。その中から個性について今回は、お話したいと思います。
個性とは、何をいうのか?戦後から個性の連呼が始まり、今の教育は「個性をのばす」「個性を尊重する」とよく聞きます。多くの人は、個性は心だと思っているのではないか、人と違った考え方や行動を個性だと勘違いしているようにみえると、養老先生は言っています。
しかし、極端な話ですがみんなが喜んでいる時に一人だけ泣いている子がいたとします。きっと「どうしたの?」とまわりは声をかけるでしょう。そこでおかしな言葉が返ってきたらみんなびっくりしてしまいます。あまりにもおかしな言葉であれば一度病院を勧めるかもしれません。感情というものは、一致しなければなりません。自分だけの感情は、対人関係においては無意味です。心は、共通が必要。つまり、同じであることが存在します。
一方、個性は同じものがないということです。つまり、個性とは心ではなく身体だと言っています。
歯科医院ではどうだろうと考えた時、この身体という個性に携わっています。歯は、基本の形は決まっているものの年齢、性別、骨格や習慣などによって一人一人まったく異なります。この個性をいかに以前のように再現するかが重要です。そのため、本人への確認はもちろんですが、治療前後の写真や型採りなど慎重に繰り返し技工士さんとも打ち合わせをします。ご自身の歯を何本か失ってしまったり、それが特に前歯部だった場合は以前の写真を持ってきていただいて参考にすることもあります。個性というものの捉え方、それを生かすための診療をより一層心がけたいと思わせてくれるような一冊でした。
猫の歯 ▶️ ニャーニャーニャーの日
今日は、バレンタインですね。バレンタインといえば、チョコレート。
昔ながらの明治チョコレート『板チョコ』は、年齢を問わず皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
私は、このチョコレートに思い出があります。それは、祖父の家へ遊びに行った帰りの私の手には必ずこのチョコレートがあったからです。
私は、チョコレートが大好きで祖父は私が遊びに行く前には必ず買って用意をしてくれていました。しかし、それを簡単に貰うことはできませんでした。祖父は、当たり前のように私が来る前に本棚にそれを隠し、私はそれを当たり前のように探すという一風変わった光景が毎回繰り広げられていました。色も大きさも同じ医学書と医学書の隙間に隠された薄く茶色の包装紙の板チョコを探すのは幼い私には至難の業でした。最後は食べたいのかもわからず、ただただ探していたチョコレート。
これが良い思い出となって、今でもこの明治の板チョコを見ると祖父の本棚の記憶が鮮明に蘇ります。私のチョレート歴史は、おそらくここがスタートです。私のチョコレート歴史とは比べられないほど歴史のある明治チョコレート。
それでは、話は戻り HAPPY VALENTINE!