歯の分業制

久しぶりに、歯について書こうと思います。

今日は、動物の歯の違いについてお話しさせていただきます。人間以外にも歯を持っている動物は数多くいます。当たり前の話と思われるかもしれませんが、歯の主な機能は、食べ物を噛み砕き、すり潰すことです。また、それぞれの動物が食べるものは植物だったり、動物だったり非常にバリエーションに富んでいます。そして、動物の歯はそれぞれの食べ物によって形や本数、生え方などが異なっており、それが特徴の1つとなっています。
例えば、肉を主食とする肉食動物は、犬歯が良く発達し臼歯も尖りハサミのような咬み合わせをしています。一方、植物を主食とする草食動物は犬歯よりも前歯がより発達し臼歯は大きく平らで臼のような形をしています。
では、肉も野菜も食べる私たち人間も含まれる雑食動物の歯はどうかと言うと、肉食動物と草食動物の中間的な形、特徴を持っています。前歯で咬み切り、奥の臼歯は食べ物をすり潰します。歯のように非常に硬くて小さい臓器が食べ物に合わせて形を変化させる、小さな口の中で前歯は噛み切りやすいように、奥歯はすり潰しやすいように変化してきたということは本当に不思議な話です。
生物の進化に対する神秘を感じずにはいられません。

 

日本顎咬合学会

先日、東京で開催された日本顎咬合学会に出席してきました。

学会では私が卒業した日大出身の伊藤公一先生をはじめ西川洋二先生など著名な先生方の話を聞くことができました。インターネットが普及し、新しい情報を手に入れやすくなっているとはいえ、本当に新しい情報を手に入れたい場合は学会に参加することが一番の近道だと思います。
今回の学会で学びましたが、高度に専門性を重視した歯科社会であるアメリカでも今はすべてを1人のドクターが行う総合歯科診療が注目を浴びているそうです。総合的に診れることの重要性を胸に日々診療に努めたいと思います。

 

脱水症

桜の季節も終わり、初夏の頃になってきました。

この頃になると、季節外れの暑さになることも多く、テレビなどでも脱水症について度々報じられるようになります。

今回は脱水症のお話しをさせていただきたいと思います。

生物の体の水分が足りなくなることを脱水と言いますが、そもそも人間の体にはどれくらいの水分が必要なのでしょうか?

健康な成人の場合、体重の60%が水と言われています。60kgの人の体では36kgが水という計算になります。そして水は1g=1mlですので、体の中には36Lの水があることになります。

その水分の中で、どうしても人が失ってしまう水分があります。

1つ目は尿です。尿は体の不要な物質を溶かして捨てるために体が使用している水分になりますが、体重1kgあたり1時間で0.5mlは最低必要とされています。60kgの人であれば、1時間30mlは必要です。1日では30ml×24時間で720mlが必要です。

2つ目は体から知らず知らずに蒸発している水分です。普通(体温36℃、気温28℃)であれば皮膚から600ml、呼吸の中から300mlの合計900mlが1日に出て行ってしまうと言われています。これは当然体温と気温にも大きく左右され、体温または気温が1度上昇すると15%程度増加すると言われています。

これらの水分の合計1620mlが体重60kgで体温36℃の人が気温28℃の中にいる際に最低限必要な水分ということになります。500mlのペットボトル3本とちょっとですね。私が最初にこの話を聞いたときには「朝昼晩の食事のときにペットボトルを1本ずつ飲まないといけないの?ちょっと厳しいなぁ」と思いました。これは私が体に必要な水を全て飲み水で補わないといけないと思ったために起きた勘違いです。

続いては人が摂取している水分についてです。人は飲み水からも水を摂取していますが、食べ物からも水分を補っています。先ほど、「人の体の60%が水」とお話ししましたが、それでは食べ物はどうなのでしょうか?

例えばご飯は1杯あたり90mlの水が含まれているそうです。また、レタスやトマトなどの野菜はその95%程度が水分です。人は1日あたり1L程度の水を食事から摂取しているそうです。普通に食事が摂れる方であれば、最低620mlの水を飲めばいいことになります。

炎天下の中、何か作業をされたりする方は、そこにいるだけで失われる水分は増えます。汗をかいたりするとさらに増えます。そして、そういう場合にはたいてい食欲も落ちてしまい、食事からの水分量も減ってしまうという悪循環になってしまいます。

あまりにひどくなった場合には病院で点滴をして水分を補給してあげることになりますが、具合が悪くなる前に、意識してこまめに水を飲むことが大事です。

釧路の桜

釧路地方気象台は、5月14日、釧路でエゾヤマザクラが開花したと発表しました。

1月14日に那覇市で最も早くヒガンザクラの開花が確認されてからちょうど4か月後となります。週末が桜の見ごろということでしたが今年は、葉が多いように思います。

その中でも根室市の開花予想に用いられているチシマザクラは、綺麗に花を咲かせていました。

 

 

6月4日(旧虫歯予防デー)

【6月4日 虫歯予防デー】は、1928年から1938年まで日本歯科医師会で実地していた記念日でした。翌年から現在までは、6月4日から10日を歯の衛生週間とし歯の衛生問題に取り組んでいます。

その一環として、釧路でも歯科医師会で毎年実地されているイベントがあります。イベント情報を載せたいと思います。

 

【歯の健康フェア2017】

6月4日(日曜日) 10時から

場所:釧路フィッシャーマンズワーフMOO


内容

・歯の健診、相談

・歯磨き指導

・フッ素塗布(中学生以下対象)

・歯科ドック(唾液検査・口臭測定・咬合測定)

・フッ化物洗口体験コーナー体験

・プラーク検査

・エプロンシアター・パネルシアター

・技工士会体験コーナー

・図面・ポスター展示MOO2階

お知らせ

5月17日から1週間ほど院長が学会のため不在になります。
その間、代診の歯科医が診療をします。
通常の診療はもちろんですが咬み合わせ、顎関節症、不定愁訴なども東京で勉強をしているため力になれると思います。
また、小児歯科勤務の経験もあるためお子さんの検診・治療等の相談もしやすいかと思います。

インプラントを長持ちさせるために

先日、知人から『インプラントが入っている場合、メインテナンスはどれくらいの頻度で通うべきか?転勤になってしまった場合はどうしたら良いのか?』と質問をされました。

当院でよくお話しするのは、インプラントが入っているから特別ということはなく、口腔内次第ということです。

簡単にいうと、歯周病があったり、汚れていたりと口腔内がの環境が不良であればインプラントも痛むというイメージです。そのため、歯ブラシを上手に当てることができない方や体調管理が難しくなった方は医師と相談の上メインテナンスの時期を決めたほうが良いと思います。

当院では、歯磨きを指導したうえでインプラントを行いますので通常であれば定期検診同様で半年、1年に1度のメインテナンスを勧めています。しかし、歯ブラシに不安が残る方やご高齢になり免疫力が低下した方などは早めのメインテナンスを勧めることもあります。患者さん1人1人にあった歯科診療を提案し続けたいと思っています。

また、当院では転勤の際には転勤先の歯科医院への紹介も行っています。ご不明な点があれば遠慮なくご相談ください。

歯根破折を救う

4月の週末を使い『歯根破折を救う』をテーマにした勉強会に参加してきました。

歯の根が割れてしまうことを歯根破折と言います。これは治療で神経を抜いた歯に起こりやすい傾向があります。きちんと治療をしているはずの歯が急に痛み出したり歯茎が腫れたりした場合は、歯根破折がまず疑われます。歯根破折の場合、歯の割れ目から細菌が歯の内部に入ってしまい歯を支える骨がもろくなってしまうため抜歯が第一選択でした。
しかし、症例によっては歯根破折を保存的に治療できる可能性があります。今回は、どのようなケースの破折歯が保存治療可能なのか判断するための診査や診断、治療方法、長期安定を獲得するためのノウハウを学んできました。

抜歯をしてしまうとその部分を補う治療が必要になります。欠損補綴になる時期を少しでも遅らせ一生ご自身の歯で食事をしていけるよう本間歯科では治療にあたっています。

やむを得なく欠損になったとしても、最善の治療を提案するよう努めています。

一度ご相談下さい。

 

さくら開花予想2017 釧路

釧路は、まだ肌寒い日が続いていますが全国的には桜のシーズンでした。

九州の親戚より桜の便りが届きました。

 

桜のシーズンが終わると、向こうは梅雨を意識し始めるようです。

北海道は、これから桜のシーズンですね。釧路の開花予定は、5月15日だそうです。

今から楽しみです。

さくら開花予想2017 ➡    http://sakura.weathermap.jp