ファッションと環境問題

冬到来で、寒さが厳しくなってきました。先日、デザイナーの1人が秋冬のコレクションを作るにあたり自己の展開ついて語っている記事を読みました。内容は、サステナブルとファッションの難しさでした。「サステナブルsustainable」これは持続可能なと言う意味です。

この言葉は地球の自然環境維持に役立つ事業や開発、自然環境に配慮した行動を表現する際に耳にするようになった言葉でもあります。ファッション業界では、動物性の皮革がこれに関係してきます。

動物性の皮革は命を奪うことに加担してしまうネガティブな面がある一方で、全てがオーガニックの物質なのでいずれは地球に100パーセントかえることができます。かたや人工レザーや人工ファーを使うと、もともとはポリエステルで作られているものなので半永久的に残留してしまいます。それぞれがポジティブとネガティブの部分があります。

義憤とは何か、倫理観って何だろう。誰かにとって良いことは誰かにとっては悪いことであったり、360度から見て正しいものはあるのかと考えさせられます。

この記事のデザイナーは、葛藤の末、今期のコレクションは人工の素材とオーガニックの素材を混ぜたファッションを提示しました。またクローゼットの中で循環できるようシンプルに、長く着てもらうために2way、3way楽しめるデザインに工夫しました。葛藤そのものを素材で表現し、自分の考えを作品で伝えることに斬新かつ強い意志を感じます。

これは環境問題に限ったことではなく、柔軟に物事を考えることの大切さを改めて確認できる良い記事だと感じます。「固定した目でばかり物を見ていたのでは、見ているようでその実は何も見ていないと言える」と以前祖母が言っていたことを思い出します。日々の生活や仕事に活かせる事柄は、どんどん吸収し還元していきたいと思っています。