釧路市の自然

太陽と緑が眩しい季節です。

釧路市の森は、約10万ヘクタール北海道の市の中で第1位の面積を誇ります。大自然があるがゆえの宿命ですが、動物たちとの共存は私たちの生活そのものです。といってもお互いに干渉することもなく生活しているわけですが、鹿に出会う確率は極めて高いです。

今日は、鹿のお尻についてお話ししようと思います。ところで皆さんは、鹿のお尻を見たことがあるでしょうか?

ふわふわの白いお尻。このお尻は、私たちが運転中に鹿を確認する際にも助けになりますが彼らのお尻が白いのには理由がありました。

草食動物のエゾシカは、敵から身を守るために普段は群れを作り集団行動をしています。そんなエゾシカは危険が訪れた際にこのお尻を変化させます。

なんとそのお尻は⒈5倍ほど大きくなります。真っ白い毛を逆立て危険が近づいていることを後続、周りの仲間に伝えてるのです。あの真っ白いお尻は、敵から身を守る手段として使われています。

ただ可愛いだけではなく、生き抜くための大切な役割があることを知り、自然の神秘を感じてしまいます。花や鳥の名前を一つ覚えるだけでも、自然を見る目が変わります。動物のこんな話もそうであって欲しいなという気持ちを込めて今日は書いてみました。

では、歯科だけに鹿の話で失礼いたします。