抜歯をするかは誰が決める?

これは、フランスの雑貨のお店で撮った一枚です。

皆さんは、この写真をみてどのように感じるでしょうか?

私はというと

歯科医師の立場で見たとき・・

難しい抜歯でやっと抜けたのか?下手な歯医者なのか?

患者の立場で見たとき・・

なぜ笑っている?なんだそのガッツポーズ?こっちまで抜かれそうだな

ひとつのオブジェで受け取る印象は様々です。また、歯科医師を描く際、抜歯は印象的な治療のひとつでしょう。虫歯が大きい、歯周病が進み膿がでる、歯が割れているなど抜歯の原因はいくつかあります。もちろん抜歯をすることが、一番の選択肢であれば伝えなければなりませんが抜歯をするかどうかを最終的に決めるのはご自身です。相談し、もう少し様子をみたいとおっしゃった方には本間歯科ではこんな話をしたりします。こちらをご覧ください。➡ 歯を残すということ

 

フィルムカメラ

最近、フィルムカメラを本格的に始めました。0.1秒、コントラストのほんのちょっとの調整で仕上がりに差が出ます。

『ほんのちょっとが全然違う』

これは、口の中でもありうることです。私たちは、日々のかみ合わせの調整は何ミクロンの単位で診療をしています。

例えば、銀歯、差し歯。

ほんのちょっと高い特に低いは自身で感じにくい感覚です。そのまま使い続けると、歯あるいは歯周組織または顎関節、どこかでこのかみ合わせを調整しようと働き出します。そして、後に代償を負います。一か所だけ歯が揺れる、しみる、歯がかけた、顎が痛い。このような症状がある方は、一度歯科医院の受診を勧めます。

ほんのちょっとが全然違うことを意識し日々生活すること、そして美しものを見ることは何歳になっても歯科医師には大切だと考えます。

 

歯とカルシウム

『妊娠中は、赤ちゃんにカルシウムを取られるから虫歯になりやすい?』こんな質問を先日受けたのでこのことについてお話したいと思います。

妊娠中は、赤ちゃんにカルシウムを取られるから虫歯になりやすい、歯がボロボロになるという話は昔から言われています。聞いたことがある方も何人かいらっちゃるのではないかと思います。

しかし、本当のところは間違っています。一度作られたカルシウムやその他の成分が歯から溶け出ていくことはありません。つわりの影響で歯磨きがおろそかになってしまったり、食で好むものが変化することで虫歯が急に悪化することはあるようです。このことで、赤ちゃんにカルシウムが取られるからではないかという説が生まれたと考えられます。

しかし、妊娠中は赤ちゃんの骨はもちろん、歯の芽というべきものが作られる時期なので、妊娠中もバランスの良い食事をこころがけなければなりません。食べたカルシウムは胎盤を経由し赤ちゃんへ届けられるため、良質なタンパク質やカルシウムを十分取らなければなりません。

これは余談ですが、『牛乳をたくさん飲むとカルシウムの摂取につながり、骨粗鬆症の予防に有効である』と世界中の多くの研究者、医師により報告されています。国内では、牛乳や乳製品の摂取量を増やすと小児期には骨量増加に役立ち、中高年の女性には骨量減少を抑えるという結果が2002年度の厚生労働省科学研究などで発表されています。

北海道には、自然がいっぱい。そして、美味しい牛乳もいっぱいあります。良質なカルシウムを取り、健康を一緒に維持しましょう。

本間榮一歯科診療室のプリントに書いてある【歯じょうぶ 胃じょうぶ 大じょうぶ】まさにコレです。

 

虹別近郊

 

親知らず

今日、親知らずが痛いと70歳を超えた患者さんが来院されました。70歳をすぎても悩まされる親知らず。

そもそも親知らずとは、何かについてお話したいと思います。

親知らずとは、3つある大臼歯の一番奥の歯のことで智歯とも言います。20歳を過ぎてから生えてくるため、親が知らない間に生えてくる歯、というのが語源のようです。

親知らずは、何かとトラブルが頻発しやすい歯です。例えば、歯茎が腫れる、膿む、虫歯になる、歯並びが悪くなることがあげられます。生えてくる方向や虫歯の程度によっては抜歯を選択する場合もあります。

しかし、抜きたくないという希望があればどのようにその親知らずと付き合っていかなければならないかアドバイスがあります。

親知らずでお困りの方は、一度ご相談下さい。

歯が折れた? 

歯が折れたけど、あるいは差し歯が取れたけど根だけ残っている!

そんな方は、いませんか?

当院でも、そのような理由で来院される方がいます。矯正のように針金やゴムを使用したり、歯茎がかぶっていれば歯茎を取り歯を出してあげたり、抜歯前にできる方法がいくつかあります。

あきらめる前に一度ご相談ください。

以前載せた記事です➡ 歯が抜けても元に戻せる?

クローブCloveとは

フランス人の先生が旅をしている時に、歯が痛くなりクローブの実を使ってしのいだという話を聞きました。痛いところに、クローブの実を入れたとのことです。

クローブ...皆さんはご存知ですか?

クローブは、香辛料の1つで、ヨーロッパでは古くから薬として重要な役割をしていたそうです。

 

インドネシアのモルッカ諸島原産で、主にタンザニア、マダガスカル、ブラジル、インドネシアで栽培されています。中国ではクローブは紀元前から知られており、歯痛の時に使用されていたと言われています。また、ヨーロッパでは収穫出来なかったことから金と同価値と評価されていた時代もありました。

クローブの実は、形が釘に似ていることからフランス語の釘という意味の『Clou』が由来とされています。

クローブには強い鎮痛効果と抗菌効果があり、歯痛や歯肉炎を鎮めてくれます。歯科でも歯痛や居所麻酔などに利用され、「歯医者さんのハーブ」とも呼ばれます。

例えば、歯の神経の保護によく使われているユージノールセメント。これは、クローブの実からとったチョウジ油が主な材料です。

私は、今回のことで初めてクローブについて知りました。紀元前から効能が知られていたものが、現在も使われていることは神秘的ですね。

新しいことに目が行きがちですが、そうではないことを改めて感じます。

超高齢化社会

この間、雑誌で

日本は、総人口に対して65歳以上の高齢者が占める割合が21パーセントをこえた『超高齢化社会』が取り上げられていました。

私たち歯科の分野でお話すると、食べることは生きることにもつながります。また、歯で食べ物を咀嚼する(嚙み砕く)ことで脳神経が刺激され記憶力や集中力を高め、感覚や運動能力を向上させ、ひいては認知症予防にもつながると言われています。

当院では、入れ歯(義歯)、インプラントなど失った部分を補いよく噛んで食べるという全身健康の第一歩を踏み出している方がたくさんいらっしゃいます。

歯は、食事だけではなく、言葉、歌にも関わります。魅力的な笑顔にも関わります。

もし現在お困りの方は、ご相談ください。

本間榮一歯科診療室

詰め物が取れた!

ガム、キャラメルなどを食べた際に歯の詰め物が取れたことがありますか?

これは、グミのパッケージの裏の写真です。青の四角で囲んだところに歯科の項目があります。これは、食べたことにより取れたというクレームが多いから書くようになったのかもしれません。

虫歯になって欠けてしまった部分に、それを補うため私たちは人工物をセメントで接着します。そのため取れることは、ありえます。

取れる原因は、様々です。

例えば、

・詰め物をした歯に新たに虫歯ができる

・接着剤の劣化 など

接着剤の劣化のみの場合は、取れた詰め物を再度つけることが可能です。

なので、なるべく早く取れたものがあればそれを持参の上、来院するようにして下さい。