究極の人工臓器【義歯】

先日、テレビで義歯を作る技工士を特集していました。

技工士という職業は少し特殊なので聞いたことのない方もいるかもしれませんが、技工士は歯科医師とともに患者さんの口腔内の機能かつ審美を担う職業です。虫歯や失った部分が少なければクラウン(銀歯)、ブリッジ(欠損歯の前後の歯を削り橋掛け)、欠損部が多ければ義歯(入れ歯)。この製作を主にしています。

昔と違い予防歯科(虫歯の知識、定期的な検診、クリーニング)が進んだ現代では、多くの歯を失うリスクが減少しました。その結果として、義歯を使用する患者さんが減り義歯を学ぶも技工士も減ったというわけです。しかし、義歯使用者は減ったとは言え一定数の需要があります。それを作ることのできる技工士が少ないという問題は、深刻です。

1本や2本などの少ない欠損や被せ物は機械で作ることもできるテクノロジーが発展する一方、義歯はなかなかそうはいきません。型採りをし、石膏におこしといった原始的な方法からでしか今は作ることができません。そして技工士の技術、連携も必要です。

義歯を使用したことのある人はわかると思いますが、義歯というものは他の補綴物(銀歯、ブリッジなど)とは違い粘膜、筋肉、口腔内スペースすべてを考え機能を与えなければならない難しさがあります。当院では、優秀な技工士がおり保険診療、自由診療に関わらず良い義歯を提供できていますがそれは貴重なことのようです。

テクノロジーが進む現代で、圧倒的アナログを必要とする義歯。

我々にとっては腕の見せ所で面白味のある分野でもある半面、努力、勉強、経験を必要とする難しい分野でもあります。本間歯科には半世紀ほどの経験、症例があります。長期成功例から学ぶ義歯設計が学会でも注目されています。院長を筆頭に、義歯に強い歯科医院であるため日々探求しています。

義歯でお悩みの方は一度ご相談ください。

 

本間歯科のブログRSS

 

「 先生、ブログをいつも見ています。」

「 ブログを見て来ました。」 このような言葉を言っていただくことがあります。ブログをやっていて良かったなと嬉しく思う瞬間です。さて、そんなふうに本間歯科のブログを楽しみにしている方に朗報です。

 

【RSS という機能について】

ブログの更新情報を効率的に取得するための手段になります。登録することで、更新情報の通知がきます。

このRSSのURLはWebサイト上にあるRSSのアイコンをクリックすると見つけられます。その後、更新を受け取りたいWebサイトを開いてRSSアイコンを探します。
セカンドオピニオン※このアイコンをクリック

詳しくは ➡

https://rss.app/ja/blog/how-to-get-rss-feeds-from-websites-AvlNeH

 

【釧路八重桜】観光

本州の桜が落ち着き、いよいよ北海道の番です。釧路で桜のイベントが行われるそうです。

釧路発祥の八重桜『釧路八重』を楽しめるコースです。

米町休み坂、幣舞中学校、桜ヶ岡通り、春採り公園、鶴ケ岱公園、鶴ケ岱通り、柳町公園の7か所を観光ガイドさんとまわることができます。釧路在住の方はさらに釧路の魅力を、釧路以外の方には釧路の景色ともにこの時期だからこそ見ることができる釧路八重を存分に楽しんでほしいです。

詳しいページ➭ https://kawatabi-hokkaido.com/%3Fevent%3D32356

世界1幸せな動物

世界1幸せな動物!みなさんは、『クォッカ』という動物をご存知ですか?

彼らは、世界1幸せな動物として知られています。なぜかというと口角が上がっているからです。

常に、にっこりと笑っているようにみえる姿は幸せそうであり、愛らしく見えます。

口角というものは、印象を左右します。上がっていれば幸せそうやポジティブ、明るい印象を与え、下がっていれば不機嫌そうや疲れているように見え、ネガティブな印象を与えます。

もちろん嫌なこと怒りの場まで口角を上げるべきとは思いませんが、どうせだったら印象が良いほうが良いじゃありませんか?

口角が下がる原因の中には、歯並び、かみ合わせ、入れ歯が合っていないなど歯科で対応する部分もあります。お困りの方は一度ご相談ください。

もったいぶりましたが、クォッカはこんなにも可愛いのです。

 

春という季節

みなさんいかがお過ごしでしょうか ?

春ですね。

春は、入学式、新学期スタートの季節です。

ということで、私も『ブログ更新をスタートさせるぞ』という意気込みです。

実は、私の意気込みはもう一つあります。昨年仕事のメインを東京としていたため多くの学会出席、また恩師のもとで勉強に励むことができました。『この学びを本間歯科でいかに還元できるか』これがテーマになってくる私の新学期です。

歯の治療は、痛みがない、見た目が綺麗であればOKではありません。物がかめて長期的に安定することが重要です。歯に悩みのある方はご相談ください。

みなさんの新学期が 歯っぴー【happy】になるよう本間歯科では今日も診療しております。

歯科の絶対正義とは

2025年が始まりました。今年最初のブログは、私が10年ほど通っている勉強会

P .G. I.   の先生の喜寿のお祝い会について書こうと思います。

その理由は、この会での先生の挨拶は印象深く、仕事をする上で非常に大切なことの集約だと思いました。

挨拶で先生は、『絶対正義』について話していました。この『絶対正義』という言葉。

歯科でいう正義とは何でしょうか?

「虫歯をやっつけるぞ」 これも正義でしょう。
「患者さんの困っていることを治した」 これも正義です。

先生のお話でいう『歯科の絶対正義』は、患者さんのための治療計画、出し惜しみのない知識の共用でした。

患者さんのための治療計画という表現は、自分の名誉のためだったり自分の都合ではなく、あくまでも目の前にいる患者さんを助けるというただそれだけに集中するという意味です。

また、出し惜しみのない知識の共用。これはあらゆる治療の引き出しを持っていることが大前提ですが、自分の知っている学んできたことの中から最適な方法をまたそれが上手く行かなかった場合の他の方法を。知る限りのあらゆる治療方法から最高の治療を患者さんと共用するという意味です。

当たり前のことといえば、医療人として当たり前のことです。しかし、自分よりも若い我々に話すということは歯科医師を続けていく中でこれが一番大切であり、これだけは見失ってはいけない約束事なのだと思います。

私は、この勉強会に参加する中で総合歯科診療、咬合、顎関節症を学ぶだけでなく歯科医師とはどうあるべきかを常に学んでいるのだと思います。まだまだ学び、私も絶対正義で皆さんと向き合うつもりです。本間歯科では、2025年も熱い気持ちで診療しております。

P .G. I.     https://www.pgi.ne.jp/cure/

 

ハロウィン

10月31日は、ハロウィンです。

ハロウィンは、キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「万聖節」の前夜祭として行われるヨーロッパ発祥のお祭りです。日本でも、この時期にはハロウィンの可愛い飾りつけを見る機会が多くなりました。

ハロウィンと鋭い歯と言えば彼。

ドラキュラ伯爵です。

吸血鬼が本当にいたとは思えませんが、もしかしたら歯槽膿漏が伝説のもとになったのかもしれません。
歯槽膿漏で歯茎が弱ると歯が抜けていきますが、犬歯は根が深いので、かなり抜けてきてもすぐには抜け落ちません。そうなると、ちょうど牙が伸びたように見えるでしょうし、出血していることもあるでしょう。

医学の知識のなかった時代に、何ヶ月かぶりに会った相手がそんな形相になっていたら、尾ひれがついて「一夜のうちに牙が伸びて、血を吸っていた」という伝説になっても不思議はありません。
ドラキュラ伯爵はモンスターとはいえ、なかなかダンディですが、歯槽膿漏はそうはいきません。

早いうちに退治することをおすすめします。