夕日のきれいな秋がやってきました。
釧路港の夕景はインドネシアのバリ島・フィリピンのマニラ湾と並ぶ「世界三大夕日」として知られています。世界中を回る多くの夕日を見てきた船乗りの口コミが発祥のようです。
幣舞橋、釧路フィッシャーマンズワーフMOOhttp://www.moo946.com/、米町公園の展望台など夕日の絶景スポットがたくさんあります。
そんな釧路の夕日を石川啄木は、こう詠っています。
西の空
雲間を染めて
赤々と
氷れる海に
日は落ちにけり
この詩は、啄木が釧路新聞に設けた「釧路詞壇」に掲載したものだそうです。
雲間から照る夕陽、氷るような海を赤々と照らして沈んでゆく夕陽。美しくもあり、厳しくもある夕陽をじっと眺める情景、この歌から啄木の切ない思いが伝わってきます。
釧路の夕日は、宝です。