COVID-19

新型コロナウイルスが世界中に猛威をふるっています。私事でいえば学会、セミナーなどが延期や自粛になっております。そんな中、セミナーメンバーより新型コロナウイルスについてわかりやすく説明している動画を見つけたと送られてきました。

大人はもちろん子供に説明する時にも使えるのではないかと考え当院のページに載せたいと思います。

最近のニュースについて

連日状況がめまぐるしく変わるコロナウイルス問題。皆さんの身も心も疲れてきたころではないでしょうか。
しかし、毎日のように北海道知事の頼もしい姿がテレビで放送され、全国で注目されていることは嬉しいことだと思います。彼は、全国に先駆け全道の小中学校を休校にし感染の拡大を防ごうとし、また北海道を重点対策地域とすることを首相に直接要望しました。
その彼の行動を「感染拡大の抑止として不十分ではないか」、「親の負担や授業の遅れをどうするのか」など、批判する声もあります。
しかし、道民を守ろうとする熱意は十分伝わってくると思います。それは、全国にも届いているようです。
『手洗い、うがい、健康的な生活を』というこの時代に似つかわしくない古典的な方法。しかし、感染症からの自己防衛の基本中の基本です。道民一同自分にできることを行っていきましょう。

インフルエンザと歯磨き

乾燥するこの時期、札幌ではインフルエンザ流行のため学校閉鎖になってしまった学校もあるそうです。

『インフルエンザ対策』皆さんは何を行っていますか?一般的には、手洗いやうがいまた予防接種を行っている方が多いのではないでしょうか?その対策に今日から歯磨きもプラスしてほしいと思います。

歯磨きでインフルエンザの感染や重症化が防げることは、2015年くらいからクローズアップされ始めました。口腔内の細菌は、インフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素のプロテアーゼやノイラミターゼを出します。そのため口腔内が不潔だと細菌繁殖しやすく、またその細菌が酵素を出しインフルエンザウイルスに感染しやすい環境を作ってしまうのです。口腔内を清潔にすることは、インフルエンザの感染を妨げます。いつもしていることですが、この時期はいつも以上に意識してほしいと思います。また、舌も清潔にしておく必要があります。歯磨きや舌の汚れ、不安がある方は一度相談していただけたらと思います。

本間歯科では、歯だけではなく健康に患者さんがいられるよう情報を発信していきたいと思っています。

 

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痛風②

前回までのお話では、生物の窒素のお話をさせていただきました。
生物の体に不可欠な窒素ですが、余った窒素は捨てなければなりません。その窒素を捨てるために、尿酸というものが登場します。
尿酸は基本的には固体で水に溶けにくい物質です。尿酸の形で窒素を捨てている動物には鳥や昆虫がいます。彼らは体を軽くするためにも水を大量に体には蓄えられません。そのため窒素を捨てる度にいちいち水を捨ててはもったいないことになります。車に鳥の糞や、虫がついたことがあるでしょうか?水で洗ってもなかなか落ちにくいと思います。あれが尿酸です。水に溶けにくく、べたべたしているのです。
さて、人間はどうかと言うと、窒素を捨てるために尿酸と尿素というもの両方を使っています。尿素は水に溶けやすいのですが、尿酸は水に溶けにくく、温度の低いところではすぐに固体に戻ってしまいます。

体の中で足は温度が低くなりやすいところです。ここで尿酸が固体に戻ってしまうことがあります。そ
してベタベタとした尿酸が悪さをして関節が腫れあがってしまいます。これが痛風発作です。
その痛みは激烈でアレクサンダ-大王、フランスのルイ14世なども苦しんだそ
うです。
さぁ、そんなしんどい痛風発作にならないためにどうするかですが、月並みの「尿酸値が上がらないような生活を送る」ということに限ります。それについてはまたの機会にお話したいと思います。

痛風について①

最近、随分寒くなってきました。夏にビールをたくさん飲んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。ビールと言えば『尿酸値』。この値が高いと痛風という病気になることがあります。

今回は尿酸についてお話ししたいと思います。
尿酸のお話をする前に、一つ別のお話をさせてください。窒素の話です。窒素は、地球の大気の中に最も多く含まれる元素です。空気の中の8割は窒素です。
我々の周りはほぼ窒素といっても過言ではありません!それだけありふれている窒素ですから、生物は窒素をフル活用しています。具体的に挙げると、生物の体を作るタンパク質というものがありますが、その材料のアミノ酸には窒素が必ず含まれていますし、遺伝子であるDNAの中にも必ず含まれています。
さて、とにもかくにも生物には欠かすことのできない窒素。生物はその窒素を色々な方法で体に取り入れます。植物は土壌から吸収しますし、動物は植物を食べたり、他の動物を食べたりすることで体に取り入れます。しかし、窒素を取り入れてるだけでは体が窒素でパンクしてしまいます。そこで、窒素を捨てることも必要です。
窒素の最もありふれている形は気体ですが、残念ながら動物は気体の形では窒素を捨てることができません。息を吐くことで窒素を捨てることはできないということです。では、どうやって窒素を捨てるか。気体で捨てることができないのであれば・・・固体か液体しかありません。
では、固体として捨てるのと、液体として捨てるのはどちらがいいかということです。ここで生物はなかなか器用に窒素をどちらの形で捨てるかを使い分けています。それは、「硬い殻の卵から産まれる生物は固体として捨てる」ということです。硬い殻の卵・・・すぐに思いつくのは鶏の卵やウズラの卵などでしょうか。鳥は卵のときにも窒素を捨てないといけませんが、硬い卵の中に入っているので、窒素を外に捨てることはできません。そこで、窒素をギュッと濃縮して、固体の塊にして卵の殻の中に置いています。この窒素の塊が尿酸です。尿酸をようやく登場させることができました。

ただ、ここまで随分長い話になってしまいましたので、続きは次回とさせていただきます。

夏の風物詩

夏のじりじりと暑い日に冷えたスイカ。スイカは、夏の風物詩です。今日は、スイカについてお話しようと思います。

スイカの原産地は、南アフリカです。野生のスイカは、硬い皮を持つ薄緑色の果物だったそうです。そのスイカを品種改良したのか3000年くらい前のエジプトでした。スイカの種は3000から4000年以上前のツタンカーメンの墓や他の王の墓などで発見されています。また、その墓の壁画にも描かれているそうです。

そもそもなぜエジプトは、スイカを栽培しようと考えたのでしょう。

その答えは、watermelonという名称にあります。スイカの90パーセントは、水分です。そして日陰の涼しい場所に置いておくと数週間から数カ月保存がきくためです。エジプト人は、保存のきく水分としてスイカを栽培するようになったのだろうと考えられています。墓にあったスイカもエジプトの王たちが没した後の長旅の道中で水分が必要だろうと備えたと言われています。

それを今は、夏のデザートとして食べているとはなんと贅沢なのでしょうか。

スイカには、水分、ミネラル、ビタミンが豊富です。真夏40度を超えるエジプトではスイカとチーズの組み合わせが人気だそうです。熱中症対策に取り入れ、暑い夏を乗り切りましょう。

 

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子供の口呼吸

「子供の口が常に開いていて注意してもダメなんです。」といった相談を受けることがあります。今日は、子供の口呼吸について少しお話したいと思います。

子供の口呼吸は、癖ということもゼロではありませんが基本的にはお鼻やお口に原因があることが多いです。鼻や咽頭に疾患があり鼻呼吸しにくい、出っ歯や顎の狭さによって舌の位置が下がり口が開いてしまうなどが考えれます。他には姿勢が良くない、口を閉じる力が弱いということもあります。この口を閉じる力が弱いことは赤ちゃんの時にしっかり乳首を加えて吸えていたか、離乳食期に唇を使う練習ができてたのかなどが影響しています。

口呼吸は、なぜいけないのか。これは、見た目の問題だけではありません。口呼吸により口腔内、喉が乾燥し唾液の抗菌機能が働かなくなります。虫歯、歯肉炎、風邪などにかかりやすくなります。

普段からぽかんと口を開けていたり、口を閉じさせ1分間くらい鼻呼吸させ苦しいと子供が言った場合は口呼吸を疑い、歯科あるいは耳鼻咽喉科を受診することを勧めます。

クレヨンしんちゃんのボーちゃん皆さんは、ご存知ですか?

ボーとしているキャラクターですが注目してもらいたいのは、口も開いていますが鼻水がいつも垂れています。これは、耳鼻咽喉科に連れて行かなければいけないのかなと私なら思ってしまいます。

インフルエンザ

インフルエンザが流行しています。

と、同時に普通の風邪も流行する季節です。

さて、インフルエンザと普通の風邪の違いを御存知でしょうか。

結論から申し上げると、原因となるウイルスの違いです。

インフルエンザは名前の通り、インフルエンザウイルスによるものです。

一方、普通の風邪を引き起こすウイルスにはライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、アデノウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルスなどがあります。

インフルエンザを含め、それらのウイルスによって引き起こされる、熱が出たり、喉が痛くなったり、咳が出たり、鼻水が出たりする病気のことを風邪症候群と言います。

 

病気になった場合、薬に頼ることになりますが、実はウイルスに対する薬はそれほど多くありません。

ウイルスはものすごく小さい生き物で、人間の細胞の中に巧みに忍び込みますが、そのあまりの小ささに直接薬でやっつけることはできません。

そこで、細胞に忍び込んだウイルスがそれ以上悪さをしないように薬で抑えつつ、体がウイルスをやっつけるのを待つことになります。

先ほど挙げた風邪症候群を起こすウイルスの中で、薬の効くウイルスはインフルエンザウイルスのみです。逆に言えばインフルエンザウイルスは「風邪症候群を引き起こすウイルスの中で薬の効く珍しいウイルス」とも言えます。

 

ただし、ウイルスを直接やっつけることはできないため、インフルエンザに対する薬(タミフルとかリレンザとかイナビルとか今は色々ありますね)を使ったら、翌日には元気!というわけにはいきません。

インフルエンザの薬は治るまでの期間をせいぜい2日短くするだけです。普通は治るまで7日かかるところが5、6日になるという印象ですね。

 

治す主役はあくまで自分の体です。万が一インフルエンザになってしまった場合にも、薬を過信することなく、しっかりと体を休めることに専念しましょう。