gourmet グルメ

私たちのよく使うgourmet グルメとは、フランス語からきています。日本語で食通、美食家という意味です。

先日、知人と話をしている際に「歯を治したら、グルメになったよ。」と聞きました。彼は、若いころにやんちゃな旅をしていたからか虫歯が多かったそうです。旅行でうまく歯を磨けていなかったのかもしれません。味覚を考えたとき、舌や口蓋が関係すると私たち歯科医師は思いつきますが実際は歯がしっかりしてなければまた痛みがある状態、穴がある状態では食欲さえわかないことがあります。また咀嚼ができなければ味わうことができません。

はじめに聞いたとき、グルメ?と思いましたがその表現は確かに正しいと感じました。患者をグルメにするのも歯科の仕事かと思うとより一層診療に取り組める気がしました。

食べるというゴールの先のグルメへの第一歩を本間歯科でお手伝いできたらなと思います。

 

 

 

 

 

 

紫陽花の色

梅雨入りが遅れているようですが、紫陽花はきれいに咲いています。紫陽花と一言にいっても色々な色があります。青や紫、ピンクなど。これがどのように決まっているかというと土壌のpHによって決まるそうです。たとえば、青い紫陽花ならばその土壌は酸性、中性からアルカリ性の土で育てると赤系の色になります。pHを考えると自分で好きな色に変えることもできるということです。おもしろいですね。

歯もpHに左右されています。私たちの口腔内のpHは通常中性に保たれています。ところが食事をすると急激に酸性に傾いてしまいます。しかし、唾液の緩衝作用により30分くらいで中性へと戻ります。酸性は、歯には天敵です。口腔内が酸性になってしまうと歯の表面からカルシウムやリンが溶け出してしまうためです。そしてそれは、虫歯を作りやすい環境です。

この原理を理解すると食生活で気をつけること、間食がなぜいけないのか、歯ブラシをするタイミングなどが見えてきます。食べたいものや飲みたいものを我慢するのではなく、なるべく原理を理解して上手に食事を楽しんでもらいたいと考えています。

 

 

入れ歯の治療について

入れ歯は、整形手術に匹敵することを皆さんはご存知でしょうか?

総入れ歯の方が入れ歯を外したら、頰のはりがなくなり 鼻下のふくらみがなくなりシワができます。何歳も老けたようにみえてしまいます。
入れ歯を外してしまうと顔の雰囲気が変わる。これはご本人やご家族はわかるのではないでしょうか。

私たちは、入れ歯を作る際さまざまなことを考え 一人一人の個性に合い、食べる話すなどの機能を充分果たせる形態を作ります。
そして入れ歯の製作においては歯科医師だけではなく、ともに患者さんに携わる衛生士、助手、そしてこちらの考えをくんで患者さんをイメージし入れ歯を作ってくれる技工士、多くの人の力が加わり完成します。もちろん患者さん本人もです。完成した入れ歯は、患者、我々スタッフの作品であると考えます。それが患者さんの口の中で日々の生活の一部になることを嬉しく思います。

本間歯科では、皆さんを全力でサポートします。

 

新しいユニット(治療の際に座る椅子)

19日に、新しいユニット(治療の際に座る椅子)が届きました。

これは、日本のメーカーのものでErgonomic【人間工学的な】、Organic【有機的な】Multiform【多様な】をコンセプトに作られたものだそうです。ご高齢の方も無理なく深く座れるタイプです。

当院では、他のメーカーの椅子も使用しています。

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治療内容、年齢などを考慮し無理なく治療を受けられるよう選択しています。

 

 

花を生けるということ

玄関にも、花を最近飾っています。花には、人の心を穏やかにする力があると言われています。

そして、花を生けることは歯科医師としてのセンスも磨けると考えます。美しいものを美しいと感じれること。バランスを意識すること。審美領域の治療には欠かせないことです。日々の生活の中でも、学んでいきたいです。

 

2019年

新しい年が始まり、治療をしっかりしていきたいので頑張って通いますという方が増えてきているように感じます。今年は、雪がないため通いやすいことも影響しているのかもしれません。

皆さんのその気持ちを受け止め、今年も良い治療を提供できるよう努めたいと思います。

 

昨年末より待合室に当院に来院している方に読んでいただきたいものをブログより抜粋しファイルにしています。待ち時間に読んでいただけたらと思います。

 

歯の神経について

最近、ちょっと歯の色が気になる。

神経を取ったわけでもないのに色が黒い、茶色い歯がある。

そんな疑問をお持ちの方は、いませんか?

もしかすると、歯の内部の神経が機能していない可能性があります。痛みを伴わなくこのようなことが起きることがあります。たとえば、以前の虫歯が大きく神経近くまで進行していた場合や打撲などがあげられます。友人の歯科医師もホワイトニングをするとなったときに、初めて1本歯の色が違うことに気が付いたことがありました。彼女は、中心結節という歯の突起が原因でした。

神経が機能していないまま放置をしておくと、ゆっくりと慢性炎症が進行し膿みをためます。体調不良、機械的刺激など何かの拍子に強い痛み、腫れを生じることがあります。

気になっている歯がある方は、一度ご相談ください。