環境問題について

最近、熊に関するニュースが目立ちます。人が襲われた、作物が被害を受けたなどのニュースがクローズアップされています。この数の多さを皆さんはどう思われますか?熊と人間の住み分けが崩壊しています。原因は、何でしょうか?

研究者たちの見解を色々調べてみました。研究者によって言っている内容が違うかというとそうではありませんでした。

熊が人里に降りてく理由は、『食料を探すため』

そして原因は、『森林減少と気候変動(温暖)による冬眠の習性の変化』

森林減少は、災害、人間による伐採があげられます。

気候変動により災害も確かに増えましたが、近年急速に進んだ太陽光発電のためのメガソーラー建設や風力発電のための風車建設もまた問題のようです。これは、広い敷地が必要のため森林伐採をします。都会には、広い敷地がないため自然の多い地域で実地されているのが現状です。

メガソーラーのパネルは、気温30度をこえるような夏場には表面温度が最大70から80度になると言われています。風車は、穏やかなように見え時速は200キロとスピードがあります。これは、熊に限らずですが野生動物にとって危険そのものです。食料のある森を奪われしまえば生きるために食料を求め人里へ降りるしかありません。しかし、人里へ降りてきた熊が人を傷つけるとなると駆除をせざるを得ません。以前、この話を知人にしたときに熊をすべて駆除をしてしまえば良いのではないか、熊っている意味があるのか?と聞かれました。皆さんは、どう思いますか?

これも調べてみると他国のように絶滅危惧種になっていれば駆除しないで決まりですが、そうではない日本では今なお議論されている内容だそうです。

しかし、生態系を維持するという面では、熊が必要かというと必要なのです。熊は大きな体を持ち、強い力を持つ動物で自然界に天敵はいません。生態ピラミッドのトップです。そして、この大型の野生動物が生きているということは生態系がバランスよく成立している証しだそうです。

要するに、熊がいるということは食料となる植物や昆虫など豊かに存在するということであり、ひいては森の土や水、空気も健全な状態を保っているという目印なのです。裏を返せば熊がいなくなった森は生態系が崩れ、知らぬまに絶滅している生物や水源が汚染されているかもしれません。

熊が人里に出没しているということには、大きな問題が潜んでいることを考える必要があります。

環境問題は、対策を考えても思い通りにいきません。なぜなら、それは自然が相手だからです。そして、自然はすべて繋がっています。その都度、専門家の意見を聞き対策を柔軟に調整していくことが重要だと思います。

そして、自分たちができることは何か。はっきり言いたいところですが、これは正直なところ私もまだ模索中です。

ただ、例えば歯科医院で治療後「この歯はもともと弱っていた歯を治したので他の歯よりも弱いです。」と伝えたとします。そしたら、きっと患者さんは硬いものをさけたり、かばって使うと思います。このことを知っていれば腫れたら放置せず、歯科医院へ早めに行くかもしれません。つまり、知っていると知らないでは全く違うと私は思うのでこのブログを通してこのことをシェアできたらなと思っています。

 

歯について考えるタイミング

19日に円山動物園の象のパールが出産しました。ニュースになっていたのでご存知の方もいるのではないでしょうか?

飼育員が柵越しに健康状態を管理して象と同じエリアに立ち入らない『準間接飼育』での出産だったそうです。このような方法での出産は全国で初めてだそうです。北海道が、全国初となるとなんだか嬉しい気持ちになります。

象といえば、大きな牙や長い鼻、大きな耳が特徴です。

象の『歯』。 皆さんは、イメージありますか?

 

知らなったので調べてみると象の歯は、なんと4本しか歯がありません。たった4本と思うかもしれませんがこの4本は硬い木やとげとげの植物、太い幹の木を食べることもあるので1本1本とても大きくてギザギザしています。そして、驚きなのは6回生えかわることです。食べるものが硬いものが多いので歯は次第にすり減ります。そのため、使えなくなれば生えかわりそれが一生のうち6回あるそうです。自然の神秘というか実に面白いと思います。

人間は、そうはいきません。乳歯の後は永久歯。それがラスト。そう簡単に生えかわるチャンスは与えられていません。しかし、歯の本数は圧倒的に多いです。

たとえ、歯を失ってしまってもその時点で気が付きそこから歯を残すよう努力すれば、チャンスは全体で28本あるので28回チャンスがあるといっていいのでしょうか。難しいところですが、要するにチャンスはあるということです。

つまり失ってしまったものは、仕方ないのでその部分は補い、これ以上失わないための方法を考えることができます。もちろん、歯をすべて失ってしまっても歯が大切だったんだなと思い、誰かに歯の大切さを伝えれば相手に1回チャンスを与えたようなものです。あとは失ったものを義歯なり、インプラントなりで補えば良いと思います。

歯を失った時に、落ち込むのではなく「歯について考えるタイミングが来たんだ」と本間歯科の門をたたいてもらえるといいなと思っています。いつでも歯に対する再出発ができるよう準備しているのでご相談下さい。

 

夏到来

7月に入り、釧路も蒸し暑い日があったりしますがいかがお過ごしでしょうか?

本間歯科はというと、足場がなくなり、院内も明るくなりました。変わり映えは正直なところしませんが、なかなか手入れのできなかった内部を修繕しました。少しずつでありますが、過ごしやすい医院になるよう努力していきたいと思っております。

さて、夏と言えばお祭りです。今年も『釧路港まつり』が開催されます。8月4日(金曜)から6日(日曜)の3日間。会場は、耐震・旅客船ターミナルだそうです。昭和23年の釧路港50年を記念して開催された釧路の夏を彩るお祭り。ぜひ、今年遊びに行ってみてはどうでしょうか?

 

 

 

桜の開花予定

『さくらさくら』教科書にも載っている伝統的な日本の歌曲。

この曲は、幕末、江戸で子供用の琴の手ほどき曲として作られたものだそうです。私も祖母からお琴を教わりましたが、この曲が最初だったと記憶しています。

さて、今年の桜の開花予想が発表されましたが、皆さんはご覧になりましたか?

釧路は、例年通りゴールデンウィーク明けです。まだまだな気もしてしまいますが、春が待ち遠しいですね。

浴衣の歴史

今週末8月6日(土曜)8月7日(日曜)は、『くしろ港まつり』です。

さて、お祭りと言えば浴衣です。

浴衣の歴史は、平安時代の貴族が蒸し風呂に入る際に蒸気でやけどをしないように着たことから始まります。麻素材で汗をかいても吸収し、風通しの良いことから湯上りにも着られる着衣となり、就寝時にも良いのではないかと寝間着として用いられるようになりました。布は麻から木綿を使われることが多くなり、その後江戸時代の中期に入り今の着方に近いちょっとした外出着にも着られるようになりました。江戸時代に流行った要因としては、盆踊り、花見などのイベントが盛んになったことと天保の改革が関わっているそうです。天保の改革で町人は絹を着てはならないという掟が出されたといいます。そのため、木綿の浴衣が並々発達したと記されていました。浴衣が夏の普段着として定着したのは明治時代に入ってからです。

浴衣には、日本の夏を過ごす工夫が凝らされています。通気性などは上記にも述べましたが、例えば浴衣の定番カラーとして定着した『藍色』。藍色の浴衣は、藍色に染める為に使われている天然の藍の香りを虫が嫌うため虫除けなどの実用的な理由からも重宝されていたと考えられています。

日本の良き伝統の浴衣。ぜひ、この機会に、楽しんでみてはどうでしょうか。

桜開花予想

3月に入りました。3月と言えば桜。

桜は、日本の国花だと思っている人が多いのではないでしょうか?実は、正式に法律では決まっていません。世界で1か国だけ国の花としている国があります。それは、どこかというと今大変なことになっているウクライナです。ウクライナは、スミミザクラが国花だそうです。

日本で国花のように愛されている桜ですが、1950年ころは3月の終わりか4月の頭に咲いていましたが今はどうなったかというと3月の第2週か第3週ということで2、3週間早くなってしまいました。

世の中の古くからある行事は、だいたい4月の初めに桜が咲くということが前提で作られており代表は入学式でしょう。今は、タイミングが難しくなっています。地球温暖化がこんなところにも影響しています。

釧路の開花予定も平年より早くなるそうです。今年は、5月10日と発表されました。

釧路で咲く桜は、エゾヤマザクラ、その派生品種のクシロヤエ、チシマザクラ、ミヤマザクラ、シウリザクラ、エゾノウワミズザクラなどです。

下記の事を調べていて、驚きました。釧路に桜がこんなにもたくさんあり、見どころが身近にあることに。桜の開花が楽しみです。

鶴ケ岱公園 本数約230本 (クシロヤエ、チシマザクラ、エゾヤマザクラ)

春採公園 本数約800本 (ウワミズザクラ、エゾヤマザクラ、クシロヤエ、ミヤマザクラ、シウリザクラ)

茅野公園 本数約400本 (エゾヤマザクラ)

柳町公園 本数約1500本 (クシロヤエ、チシマザクラ、エゾヤマザクラ)

赤いベレー 本数約100本 (クシロヤエ、エゾヤマザクラ)

音別町憩いの森 本数約280本 (エゾヤマザクラ、クシロヤエ、チシマザクラ)

 

梅雨のシーズン到来

梅雨がないはずの北海道ですが、『蝦夷梅雨』という言葉をここ何年かで聞くようになりました。

『蝦夷梅雨』とは、ちょうど今頃の梅雨時にオホーツク海の高気圧の淵を回って流れ込む冷たく湿った空気の影響で低い雨雲が発生し、北海道の太平洋側やオホーツク海側で雨を降らせることをいうそうです。

そんな梅雨の時期を楽しませてくれる花といえば紫陽花です。

紫陽花と一言にいっても色々な色があります。青や紫、ピンクなど。

これがどのように決まっているかというと土壌のpHによって決まるそうです。たとえば、青い紫陽花ならばその土壌は酸性、中性からアルカリ性の土で育てると赤系の色になります。pHを考えると自分で好きな色に変えることもできるということです。おもしろいですね。

歯もpHに左右されています。私たちの口腔内のpHは通常中性に保たれています。ところが食事をすると急激に酸性に傾いてしまいます。しかし、唾液の緩衝作用により30分くらいで中性へと戻ります。酸性は、歯には天敵です。口腔内が酸性になってしまうと歯の表面からカルシウムやリンが溶け出してしまうためです。そしてそれは、虫歯を作りやすい環境です。

この原理を理解すると食生活で気をつけること、間食がなぜいけないのか、歯ブラシをするタイミングなどが見えてきます。食べたいものや飲みたいものを我慢するのではなく、なるべく原理を理解して上手に食事を楽しんでもらいたいと考えています。

2月のNHK釧路放送

地元をテーマにした集中アンコール放送をNHK釧路が放送するようです。

道東の冬をテーマにした珠玉の番組を週末楽しんでみてはいかがでしょうか。

【 放送日程 】 

2月13日(土曜)

中井精也のてつたび「JR北海道 釧網本線」午前11:11~

鉄路紀行「北海道 JR釧網線」午前11:41~

2月14日(日曜)

スーパープレミアム スペシャルドラマ「遥かなる山の呼び声」午後1:05~

さわやか自然百景「北海道 ユルリ・モユルリ島」午後2:35~

2月20日(土曜)

探検バクモン「北海に眠る黒ダイヤ」午前11:11~

さわやか自然百景「早春 北海道 風蓮湖」午前11:37~

2月27日(土曜)

ニッポン印象派「湖が避ける冬」午前11:15~

8Kタイムラプス紀行 北海道 釧路「厳寒 阿寒湖」午前11:45~

釧路NHK放送局 ➡ https://www.nhk.or.jp/kushiro/

北海道『釧路市』

「市区町村『観光意欲度ランキング』が今年も発表されました。

このランキングは、47都道府県と国内1000の市区町村を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全84項目からなる「地域ブランド調査2020」によるもので、今年で実施は15回目になるそうです。

「市区町村『観光意欲度』ランキング」は、「今後、各自治体に観光や旅行に行きたいと思いますか?」という問いに対して、「ぜひ行ってみたい」を100点、「機会があれば行ってみたい」を50点、「どちらもいえない」「あまり行きたいとは思わない」を0点として、加重平均した数値を算出したものです。全国の消費者3万1734人から有効回答を得た調査で期間は、2020年6月24日~7月20日だそうです。

⇩ 詳しいページ

https://diamond.jp/articles/-/260687?page=2

北海道の札幌市や函館市は、1位をキープしておりますが注目は『釧路市』です。前年度の42位から27位にアップしています。

釧路の魅力が全国に広がり嬉しいかぎりです。

当院のホームページでも釧路の魅力を発信し、来年はさらに上を目指していきたいです。