ハロウィン

10月31日は、ハロウィンですね。ハロウィンといえば、かぼちゃのイメージが強いですが実はもともとはカブだったそうです。しかし、アメリカではカブをあまり食べないこともありいつしか生産量の多いかぼちゃに変わっていったようです。

話はかぼちゃへと移りますが、

かぼちゃの生産地といえば『北海道』です。

生産量は、日本一。年間生産量は、87800㌧で2位の鹿児島県は8090㌧らしく10倍以上差があります。また、作付面積も1位で7260haでこれは北海道全体の約0.087%、北海道の約1149分の1はかぼちゃ畑ということになります。

かぼちゃには、2回旬の時期があります。

1回目は収穫の盛んな夏、2回目は美味しい食べごろの秋になります。夏のかぼちゃはみずみずしく、あっさりとした甘みが特徴で、秋のかぼちゃは水分が抜け甘みが凝縮し味が良くなっているそうです。つまり、今が旬です。

旬のものを食べることはの大切さは、昔から言われています。なぜなら、その季節に必要な栄養がたっぷりと含まれいるからです。

「時期になるとたくさん流通するため安い、そして美味しい、且つ栄養を効率よくとることができる」となれば旬のものをとらない理由は見つかりません。

秋には『天高く馬肥ゆる秋』という言葉があります。意味は「秋の空は澄み渡っていて馬も肥えるくらい過ごしやすい季節」です。私たちは、肥えない程度に秋の味覚を楽しみたいものです。

 

くしろ霧フェスティバル

昨日からスタートしていますが、今週末は『くしろ霧フェスティバル』です。

霧の街釧路と呼ばれる所以は、釧路沖を流れる冷たい新潮と南から来る温かく湿った空気がぶつかり霧が発生する(海霧)が頻繁に発生することです。そんな霧を利用して幻想的なステージを繰り広げるのが、このお祭りです。

飛行機がつかない、洗濯物が干せない、外出しても景色が見えないなどのマイナス面が目立つ中、それを強みに企画した『くしろ霧フェスティバル』

ぜひ、今週末に足を運んでみてはいかがでしょうか?

▶️ http://www.kushirokirifestival.com

北海道が暑い

急に、北海道の暑すぎる夏が到来です。釧路も例外ではなく、朝晩は涼しいもののとても暑い夏になっています。

本間歯科のブログには毎年載せていますが、熱中症、脱水症について今一度ご確認ください。

『脱水症』

生物の体の水分が足りなくなることを脱水と言いますが、そもそも人間の体にはどれくらいの水分が必要なのでしょうか?

健康な成人の場合、体重の60%が水と言われています。60kgの人の体では36kgが水という計算になります。そして水は1g=1mlですので、体の中には36Lの水があることになります。

その水分の中で、どうしても人が失ってしまう水分があります。

1つ目は尿です。尿は体の不要な物質を溶かして捨てるために体が使用している水分になりますが、体重1kgあたり1時間で0.5mlは最低必要とされています。60kgの人であれば、1時間30mlは必要です。1日では30ml×24時間で720mlが必要です。

2つ目は体から知らず知らずに蒸発している水分です。普通(体温36℃、気温28℃)であれば皮膚から600ml、呼吸の中から300mlの合計900mlが1日に出て行ってしまうと言われています。これは当然体温と気温にも大きく左右され、体温または気温が1度上昇すると15%程度増加すると言われています。

これらの水分の合計1620mlが体重60kgで体温36℃の人が気温28℃の中にいる際に最低限必要な水分ということになります。500mlのペットボトル3本とちょっとですね。私が最初にこの話を聞いたときには「朝昼晩の食事のときにペットボトルを1本ずつ飲まないといけないの?ちょっと厳しいなぁ」と思いました。これは私が体に必要な水を全て飲み水で補わないといけないと思ったために起きた勘違いです。

続いては人が摂取している水分についてです。人は飲み水からも水を摂取していますが、食べ物からも水分を補っています。先ほど、「人の体の60%が水」とお話ししましたが、それでは食べ物はどうなのでしょうか?

例えばご飯は1杯あたり90mlの水が含まれているそうです。また、レタスやトマトなどの野菜はその95%程度が水分です。人は1日あたり1L程度の水を食事から摂取しているそうです。普通に食事が摂れる方であれば、最低620mlの水を飲めばいいことになります。

炎天下の中、何か作業をされたりする方は、そこにいるだけで失われる水分は増えます。汗をかいたりするとさらに増えます。そして、そういう場合にはたいてい食欲も落ちてしまい、食事からの水分量も減ってしまうという悪循環になってしまいます。

あまりにひどくなった場合には病院で点滴をして水分を補給してあげることになりますが、具合が悪くなる前に、意識してこまめに水を飲むことが大事です。

ニュースを見ると来週からは、いつもの釧路の気温になりそうです。体調管理をしっかりして夏を乗り切りましょう。

世界中で暑い夏

暑い、暑い夏到来ですね。今年は、6月後半から暑い地方が多かったように思います。

さて、先日スイス人の友人と話した時に「日本にはしばらく行けないから、秋に行こうかな。」と言われました。

「行けない」と言う言葉を聞き、私は仕事の都合かなと思いましたが、皆さんもそう思いませんか?

しかし、話を進めると仕事の都合ではなく日本の気候とのでした。湿度が高い上に暑すぎて、観光どころではないと。日本の夏は今や世界中の観光客も避ける暑さのようです。

そしてタイムリーなニュースで言うと、今5年ぶりの熱波でヨーロッパの国々も危険な暑さです。そんなニュースを見ていると、釧路は世界からもそのうち注目されるかもしれません。

釧路の夏の平均気温は、21・2度です。(2019〜2021年統計)おそらく日本のどこよりも涼しいのではないでしょうか。今は、日本の方が避暑地として釧路に長期滞在をしています。

当院の夏といえば、いろいろな方が来院されます。暑さを逃れ釧路に長期滞在し、その機会を利用し集中的に治療したいという方が増えています。関東、関西だけではなく中部地方の方もいらっしゃいます。そのような方には、治療計画や通院回数をお話し、それにあわせ短期集中的にアポイントを取ります。また各々の地域へ戻った際にも困らないよう医院の紹介も行っています。短期集中治療をご希望の方は、予約の際にお伝えください。また、観光、お薦めスポットや釧路の楽しみ方もお話しできるかと思います。本間歯科では、釧路の夏の魅力を積極的に発信したいと考えています。

それでは、タイムスリップしてしまったかのようなどこか懐かしい一曲をどうぞ。

釧路公式PRサイト Cool STAY 釧路より

https://youtu.be/rnavN54j4-I?si=JYyoPJrwylG7ohrx

【釧路八重桜】観光

本州の桜が落ち着き、いよいよ北海道の番です。釧路で桜のイベントが行われるそうです。

釧路発祥の八重桜『釧路八重』を楽しめるコースです。

米町休み坂、幣舞中学校、桜ヶ岡通り、春採り公園、鶴ケ岱公園、鶴ケ岱通り、柳町公園の7か所を観光ガイドさんとまわることができます。釧路在住の方はさらに釧路の魅力を、釧路以外の方には釧路の景色ともにこの時期だからこそ見ることができる釧路八重を存分に楽しんでほしいです。

詳しいページ➭ https://kawatabi-hokkaido.com/%3Fevent%3D32356

夏の本気

夏が本気を出してきました。

最高気温が40度近い地域も出てきています。危険な暑さ、酷暑という言葉が当たり前のように使われるようになった日本ですがそんな日本の中で群を抜いて涼しいのが釧路です。暑さから逃れることのできる方は、釧路に涼みにきてはどうでしょうか?

航空会社のピーチは、この涼しい釧路と暑い関西を結ぶ便を7月から9月の期間限定1日4便(直行便)を提供しています。

【運航スケジュール:釧路】
運航期間:2024年7月2日~9月29日(火・木・金・日の曜日運航)
MM125 大阪(関西)12:45-釧路14:50
MM126 釧路15:35-大阪(関西)18:05
※8/11、8/13のみ
大阪(関西)13:40-釧路15:45、釧路16:25-大阪(関西)18:55

https://www.flypeach.com/mp/destination/kushiro

また、涼しい釧路のPRを市や自治体もいろいろな方面で盛り上げています。

そうは言っても釧路にいる私たちは、暑さに非常に弱いため涼しいと言われてもしっくりきていないのではないでしょうか?

私を含め釧路の皆さんにとっては暑い夏ですが、楽しみましょう。

https://youtu.be/CNeakmoER7Q?si=QwQ8PDDYqpdakuKP

 

心留まる一節

先日、友人から礼状が届きました。私達の世代であれば、メールだったり、電話あるいはハガキが多いように感じますが彼女はお手紙をくれました。それも、ボールペンではなく筆ペンのようなもので書かれていた手紙。文の内容もですが、その書風がこちら方がありがとうと思ってしまうようなほっこりさせるものがありました。日本っていいなと思う瞬間でもありました。

さて、私は今年に入りほっこりしたことがもう一つあります。それは今年の初めに読んだ古書です。その本はお料理が軸となっていますが、文も添えられてあるものでした。いわゆる料理とは、少し違うような気もするおむすび。しかし、私はこのページに目が止まりました。最初にこのように問いています。

「皆さんは、出来合いのおむすびに感じた何故だか満たされぬ思いはないでしょうか。」

この感覚は、明らかに人の手のぬくもりがないことに対するもどかしさがあるのではないかと筆者は考えており、おむすびというものを説いたある一節を紹介していました。

「おむすびは、指先でつくるものではなく、掌と掌をぴったりと密着させる心持ちでご飯の粒が結ばれるようにつくるのです。掌と掌をあわせるとき、それは神仏に対する敬虔な拍手、合掌などに通じるものがあります。」という一節です。平安時代から稲作の歴史と共に歩み続けているおむすび。遠足だったり運動会など陽だまりの中で食べたおむすびは、母親の掌の温もりがあってこその美味しさだったのかなと思わせる内容でした。『おむすび』は、とても日本らしい優しい言葉に感じました。

「日本っていいな」なんてほっこり話も良いのですが、もうそろそろ日本の固有種杉の花粉のシーズンです。ほっこりなどしていられない方がたくさんいます。杉が悪いわけでもなく、私たちが悪いわけでもなく、ただただ相性の悪いシーズンの到来です。次回は、花粉症について書きたいと思います。

子供と歯ブラシ

昨日、STVニュースが北海道の子供は虫歯が多く肥満傾向にあると報じました。この調査は前年度、国が指定する調査実施校に在籍する満5歳から17歳までの幼児や児童、生徒を対象に発育や健康の状態を明らかにすることを目的に実地されたものです。

肥満も問題ですがここで注目したいのは、北海道は虫歯がある子供の割合がすべての年齢で全国値を上回ったという結果です。

驚きと同時に悔しい気持ちになってしまいます。それは、子供の虫歯は頑張ればどうにか防げるからです。

歯ブラシの仕方や頻度、間食の頻度、家庭環境(祖父母と暮らしているとおやつを頻繁に取る傾向がある)いろいろ原因はありますが歯ブラシに絞って考えてみると

『赤ちゃんのころは、大人が磨く

もう少し大きくなれば、本人に磨き方を教え最後に仕上げ磨きをしてあげ

さらに大きくなれば、1人で磨く。』

この流れさえしっかりしていればそんなに虫歯ができるという話にはなりません。

もしかすると磨く大人がそばにいなかったり、あるいは子供が嫌がり暴れてできない、または大人自身が歯磨きをそこまで理解できていないので子供に伝授できていないのかもしれません。

理由は、様々でしょう。しかし、歯ブラシのやり方は一度習得すると一生ものです。やり方を学び、その後は練習すれば良いだけです。そして恐ろしいことに歯ブラシは毎日練習する機会が必ずやってきます。つまり、上手くなるに決まってる流れです。

本間歯科では、大人にも歯ブラシ指導を行っています。今日習えば今日から実践できます。そして子供にも孫にも教えることができます。

北海道の子供が虫歯が多いなんて悔しいので、一緒に頑張ってみませんか?

もちろんお子様の歯ブラシの悩みや疑問、「子供に歯ブラシを教えてほしい」との要望にも対応しているのでご希望の方はご連絡ください。

Halloween

10月31日は、ハロウィンですね。ハロウィンといえば、かぼちゃのイメージが強いですが実はもともとはカブだったそうです。しかし、アメリカではカブをあまり食べないこともありいつしか生産量の多いかぼちゃに変わっていったようです。

話はかぼちゃへと移りますが、

かぼちゃの生産地といえば『北海道』です。

生産量は、日本一。年間生産量は、87800㌧で2位の鹿児島県は8090㌧らしく10倍以上差があります。また、作付面積も1位で7260haでこれは北海道全体の約0.087%、北海道の約1149分の1はかぼちゃ畑ということになります。

かぼちゃには、2回旬の時期があります。

1回目は収穫の盛んな夏、2回目は美味しい食べごろの秋になります。夏のかぼちゃはみずみずしく、あっさりとした甘みが特徴で、秋のかぼちゃは水分が抜け甘みが凝縮し味が良くなっているそうです。つまり、今が旬です。

旬のものを食べることはの大切さは、昔から言われています。なぜなら、その季節に必要な栄養がたっぷりと含まれいるからです。

「時期になるとたくさん流通するため安い、そして美味しい、且つ栄養を効率よくとることができる」となれば旬のものをとらない理由は見つかりません。

秋には『天高く馬肥ゆる秋』という言葉があります。意味は「秋の空は澄み渡っていて馬も肥えるくらい過ごしやすい季節」です。私たちは、肥えない程度に秋の味覚を楽しみたいものです。

 

➡ ハロウィン

➡ のどかな光景

シカの不思議

夏の蒸し暑さも落ち着き、暑すぎない日はお散歩日和です。人間がそう感じるのと動物も同じようで、散歩をすると鹿に遭遇することが多くなりました。今日は、鹿の角の生え変わりについてお話しようと思います。

今まで動物の歯の話などもしてきているのでブログをいつも読んでいる方は「歯の生え変わりではないのか?」と疑問符がつくかもしれません。しかし、こう言ってはなんですが角の生え変わりの方が興味深い仕組みなのです。

鹿の角は、雄鹿特有のもので、毎年3月頃になると自然に根元部分から脱落して新しく生え変わります。つまり、1年サイクルです。鹿の角は、はじめ4月頃から8月頃にかけて「袋角」という軟らかい外皮に包まれ、中に血管が通った状態で成長します。血流によってカルシウムが沈殿し、根元から角化します。そしてその後、自然脱落します。1年サイクルというのも私は初めて知りましたが、何よりも興味深いのは、角の枝分かれの数から年齢がわかることです。

(参考画像 自然ガイドから抜粋)

枝分かれをしていないのは1歳、

先端が2つになっているのが2歳、

3つは3歳、4歳以上は4つです。4歳以上は年を重ねても枝分かれは増えないそうです。同じ1年の成長ですが年々枝分かれをするためか長さも長くなっていきます。

面白いと思いませんか?『どのように体にプログラミングされているのか?』もっと知りたくなってしまったのは私だけでしょうか。

過ごしやすい季節に変わり、鹿がより活動的になっています。お車を運転の際は、十分ご注意下さい。