いい歯の日

今日から11月です。11月8日は【いい歯の日】です。これが、世の中で浸透しているかはさておき『いい歯』ってどんな歯?ということについて考えてみました。

みなさんは、『いい歯』と言われどんな歯を想像するでしょうか?

白い歯、虫歯のない歯、咬める歯、見た目の良い歯、丈夫な歯など人それぞれ想像した歯は違うのではないでしょうか?

ひとりひとり想像が違う分だけそれぞれの治療のゴールは異なってくるかと思います。だからこそ、希望を聞きそれを治療に反映しなければならないと日々考えています。

当院にはカウンセリングルームを設けており、必要な時にはこの部屋を使用します。

歯科治療について

10月の世界的大イベントといえば、今年も3日から10日に発表のあったノーベル賞です。

日本で初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹氏。彼は、1949年原子核を構成する陽子と中性子は、中間子と呼ばれる粒子をやりとりすることによって生まれる素粒子物理学の基礎となる理論を提唱した博士です。

彼は、物理学で有名ですが趣味は読書。幼少期から家中に様々なジャンルの書物があり、その大部分は大人が読むような難しい書物ばかりだったそうです。しかし、そのような環境だったためか条件反射のように本を読んでいたそうです。そんな彼は、1963年に『本の中の世界』という本を出しています。この本の中で、博士は歯科の世界でも感じる感覚をこのように書いています。

【自然は曲線を創り、人間は直線を作る】

自然界にはなぜ曲線ばかりが現れるか。その理由は簡単である。特別の理由なくして、偶然に直線が実現される確率は、その他の一般の曲線が実現される確率に比して無限に小さいからである。しからば人間は何故に直線を選ぶか。それが最も簡単な規則に従うという意味において取り扱いに最も便利だからである。

歯科においてこれを感じる場面は、いくつかあります。

例えば、

➀スマイルライン

(口角をあげて笑ったときに見える、上の前歯の先端を結んだ線の事)

下唇のラインに沿って緩やかな曲線を描いているのが美しいとされています。

②前歯の形(写真ピンク)

曲線の強さに差があります。

③前歯の色を捉える為のマメロン(写真みどり)

発育葉と呼ばれる内部構造。前歯の差し歯やプラスチックでの修復の際の透明部分、そうでない部分の目安であり光の反射やコントラストなどもこれを参考に決めます。

私たちは、いかに自然に見えるかを考え修復します。それは、左右対称過ぎても問題があり、違和感がないように設計するのに試行錯誤をします。大きな鏡で全身像を見てもらい確認を取ることも、横顔を合わせ鏡で確認してもらうこともあります。

たとえ、患者さんがOKを出しても、私たちはもっと自然にと思い、再度技工士と相談することもあります。それほど、自然に出来上がったものを人工的に修復することは難しいです。そして、ほんのちょっとと思うような修正で見え方が全然違います。しかし、こだわった分、綺麗にセットできた時は本当に嬉しいものです。

前歯や入れ歯など、自然に見せたいと誰もが思う部位を自然に見えるようこだわって作っておりますので、そんな本間歯科にお付き合いください。

入れ歯の歴史と現在の入れ歯

歯を失った時に、、お世話になる入れ歯。入れ歯はいつからあったのか?

初代将軍の徳川家康も入れ歯を使っていたと歴史書に書かれています。果たしてどのような入れ歯だったのかというと、意外かもしれませんが木製でした。そして、それを作ったのは仏師(仏像を作る職人)だったそうです。当時の入れ歯は、硬さ、抗菌作用の面からツゲの木を利用していました。そして、前歯の部分には動物の骨や象牙、人間の抜けた歯などを組み込んでいました。

19世紀半ばにアメリカで弾性ゴムが開発され入れ歯の土台に使われるようになり、その後入れ歯主流であるアクリルやレジンが開発されるまで広く使われました。今は、たくさんの種類(材料)があります。

当院では症例や使用する材料によって札幌の技工所に依頼することもあります。

一人一人に合った最高、最良の入れ歯を提供できるよう日々丹念を積んでおります。

何か入れ歯のご相談があれば、お声かけ下さい。

入れ歯の種類 

■ 保険の入れ歯『樹脂床』

当院の信頼する技工士が作成し、調整するので問題はありません。

■ 自由診療(自費)診療のものは、材料や手間がかかるためより精密に仕上がります。

『金属床』チタン床・金床・コバルトクロム床などから選択します。

金属床は、薄く仕上げれるため違和感や話にくさを軽減します。熱伝導性も良く、ぴったりとした装着感があります。部分的な入れ歯も可。

『コンフォートデンチャー』

入れ歯の裏面に生体用シリコーンというクッションで覆います。この弾力のおかげで咬んだ時の歯茎への負担を軽減、また吸着力にも優れていると言われています。

『ブレードティースデンチャー』

この入れ歯は、人工歯に特徴があります。咬砕力を増すことで顎堤の圧を軽減し、この金属部に力が集中することで小さ力で効率よく食べ物を咬み切ることができます。上の入れ歯の歯に金属がつくため見た目ではわかりません。

『ノンクラスプデンチャー』

通常保険だと金属になってしまう留め金が透明なもので、さらに目立ちにくくなりました。

『イボカップデンチャー』

ヨーロッパのリヒテンシュタインで開発された大変精度の優れた義歯製作システムによってつくられた入れ歯です。見た目は、保険のと変わらないと思う方もいるようですが並べると審美性は高く精密なためつけ心地は全く違います。

他『テレスコープ義歯』『アタッチメント磁性義歯』なども治療可能です。

当院の治療手順

基本的に今お使いの入れ歯を修正し痛みを取り、それから希望の方には新しい義歯を作製します。

咬めない状態がないよう治療を進めます。

ハロウィン

10月31日は、ハロウィンです。

ハロウィンは、キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「万聖節」の前夜祭として行われるヨーロッパ発祥のお祭りです。日本でも、この時期にはハロウィンの可愛い飾りつけを見る機会が多くなりました。

ハロウィンと鋭い歯と言えば彼。

ドラキュラ伯爵です。

吸血鬼が本当にいたとは思えませんが、もしかしたら歯槽膿漏が伝説のもとになったのかもしれません。
歯槽膿漏で歯茎が弱ると歯が抜けていきますが、犬歯は根が深いので、かなり抜けてきてもすぐには抜け落ちません。そうなると、ちょうど牙が伸びたように見えるでしょうし、出血していることもあるでしょう。

医学の知識のなかった時代に、何ヶ月かぶりに会った相手がそんな形相になっていたら、尾ひれがついて「一夜のうちに牙が伸びて、血を吸っていた」という伝説になっても不思議はありません。
ドラキュラ伯爵はモンスターとはいえ、なかなかダンディですが、歯槽膿漏はそうはいきません。

早いうちに退治することをおすすめします。

見かけによらぬもの

『人は見かけによらぬもの』ということわざがありますが

『野菜も見かけによらぬもの』ということを皆さんはご存知でしょうか?

お鍋料理がおいしい時期になってきました。お鍋料理で主役は、お肉やお魚だったりですが主役を引き立てるのはお野菜です。その中でひっそりいる水菜。水菜は寒い時期に味が良くなることから冬野菜に分類されています。この見た目の華奢な水菜。栄養価は、想像をはるかに超えます。

例えば、美肌効果や免疫力を高める効果があるビタミンCは100gあたり55mg含まれ、これはレモンの1/2個分以上にあたります。また骨の生成を促したり、体内の余分なナトリウムを排出して血圧の上昇を抑える効果があるカリウムは野菜でも含有量がトップクラスのニラにひけを取らないほど含まれています。

さらに、カルシウム。

100gあたり210mgとなんと牛乳の約2倍も含まれています。これは、驚きではないでしょうか?カルシウムは、人体に最も多く含まれるミネラルでその99%は骨や歯の材料として使われています。

今は、足りない栄養価を簡単に摂取する方法が色々ありますが

旬の野菜を楽しみながら栄養を摂取することが一番の贅沢であり、有効的な方法だと思います。

食欲の秋、秋野菜、冬野菜をスーパーでチェックしてみてはどうでしょうか?

秋といえば

まだ気温の高い地域はありますが、朝晩は秋を感じるようになりました。

さて、秋と言えば読書の秋であり、食欲の秋。

今日は、最近読んだ本『帝国ホテル料理長の村上信夫の求味ゼミナール』からシャリアピン・ステーキについてお話したいと思います。皆さんも、シャリアピン・ステーキ、シャリアピンソースなど聞いたことがあるのではないでしょうか?

シャリアピン・ステーキ牛肉を使ったマリネステーキの一種で日本以外の地域ではほとんど知られていない日本特有のステーキ料理。

この料理は、歯に少し関係があります。フランス料理のネーミングには古くからロッシーニやモーツァルトといった音楽家の名前を冠にしたものが登場します。その風習に則ってかはともかくかつて帝国ホテルのニューグリルのシェフをしていた筒井福夫氏が考案し、世界中に広まったシャリアピン・ステーキのシャリアピン氏もロシアの著名な作曲家です。シャリアピンが来日したのは昭和二年。帝国ホテルに滞在したそうですが、その当時シャリアピンは歯周病で困っており、東京に有名な歯科医師がいると聞きそこで歯を抜きました。そのため牛肉が大好きで、滞在中毎日のように食べていた厚い牛肉のステーキを食べれなくなってしまいました。

そこで、筒井シェフは工夫し、まず牛のもも肉をたたいて薄くのばしスジを切り、それを30分ほど玉ねぎのしぼり汁に漬け込み焼き、そしてその上に別に炒めた玉ねぎをのせ出したそうです。

シャリアピンは大変喜び、自分の名を料理の名前に付けることを承諾したそうです。

この料理は、今では歯の良い人も好んで食べる料理として今も残っています。抜歯後や抜歯しなくてはいけない歯を何とか残す選択を自分でした人にとって優しい料理なので知っておくと良いかと思います。

以前の記事  ➡ 一汁一菜でよいという提案

       ➡ 抜歯をするかは誰が決める?

俳句の日

8月19日は『俳句の日』だそうです。

今日は、江戸時代を代表する俳人松尾芭蕉が歯について詠んだ俳句を紹介したいと思います。

「 結びより はや歯にひびく 清水かな 」

解釈: 手に清水をすくい、口に入れようとするとその冷たさが歯にしみるように感じる。

「 衰ひや 歯に喰いあてし 海苔の砂 」

解釈: 芭蕉が海苔を頬張ったときに、混じっていた砂を噛んでしまい、ズキンと痛みを覚えたその瞬間に身の衰えを切実に感じた。

江戸時代は、今のように誰もが歯を磨く時代ではないため歯周病や虫歯に悩まされ、また老年期には歯をほとんど失ってしまっていたそうです。歯に対する苦労から歯についての俳句が芭蕉に限らずともいくつかあるようです。例えば、芭蕉と同じく江戸時代を代表する俳人の一人小林一茶は、歯のないことをユーモアたっぷりに詠っているとか。

俳句は、五・七・五の韻律に合わせ色々な語を組み合わせ、文体を作る日本独自の文化です。

17語に思いを寄せて詠まれる俳句は、他にはない魅力があります。

今日は、俳句の日です。

素敵な俳句を詠んでみてはいかがですか?

お口の乾燥症

私たちは、毎日口から空気や食べ物を取り込みますが、同時に外界の細菌やウイルスにもさらされています。口の中で機能を助け、外界からも守るために働いているのが唾液です。

しかし、何らかの原因で唾液の分泌量が低下することで『ドライマウス(口腔乾燥症)』と呼ばれる口の中の乾燥状態が起こることがあります。口が渇き話しにくい、特にぱさぱさした食べ物を食べにくい、口の中が粘つくなど様々な症状があります。お心当たりのある方はご相談下さい。

唾液腺マッサージ、保湿剤ジェルや洗口液などいくつかの対処法があります。

唾液には、抗菌作用、口腔内を中性に保つ中和作用、傷の治りを治す修復作用、食を支える面では食塊形成作用、粘膜保護作用、消化作用が挙げられます。

健康な生活に必要不可欠な唾液についてもサポートしていけたらと思います。

浴衣の歴史

今週末8月6日(土曜)8月7日(日曜)は、『くしろ港まつり』です。

さて、お祭りと言えば浴衣です。

浴衣の歴史は、平安時代の貴族が蒸し風呂に入る際に蒸気でやけどをしないように着たことから始まります。麻素材で汗をかいても吸収し、風通しの良いことから湯上りにも着られる着衣となり、就寝時にも良いのではないかと寝間着として用いられるようになりました。布は麻から木綿を使われることが多くなり、その後江戸時代の中期に入り今の着方に近いちょっとした外出着にも着られるようになりました。江戸時代に流行った要因としては、盆踊り、花見などのイベントが盛んになったことと天保の改革が関わっているそうです。天保の改革で町人は絹を着てはならないという掟が出されたといいます。そのため、木綿の浴衣が並々発達したと記されていました。浴衣が夏の普段着として定着したのは明治時代に入ってからです。

浴衣には、日本の夏を過ごす工夫が凝らされています。通気性などは上記にも述べましたが、例えば浴衣の定番カラーとして定着した『藍色』。藍色の浴衣は、藍色に染める為に使われている天然の藍の香りを虫が嫌うため虫除けなどの実用的な理由からも重宝されていたと考えられています。

日本の良き伝統の浴衣。ぜひ、この機会に、楽しんでみてはどうでしょうか。

スイカの日!?

今日は、スイカの日だそうです。皆さんは、ご存知だったでしょうか?

スイカの特徴である縦の縞模様を綱(つな)に例え、7月27日を「なつのつな」(夏の綱)語呂合わせからきているそうです。今日はスイカついてお話しようと思います。

スイカの原産地は、南アフリカです。野生のスイカは、硬い皮を持つ薄緑色の果物だったそうです。そのスイカを品種改良したのか3000年くらい前のエジプトでした。スイカの種は3000から4000年以上前のツタンカーメンの墓や他の王の墓などで発見されています。また、その墓の壁画にも描かれているそうです。

そもそもなぜエジプトは、スイカを栽培しようと考えたのでしょう。

その答えは、watermelonという名称にあります。スイカの90パーセントは、水分です。そして日陰の涼しい場所に置いておくと数週間から数カ月保存がきくためです。エジプト人は、保存のきく水分としてスイカを栽培するようになったのだろうと考えられています。墓にあったスイカもエジプトの王たちが没した後の長旅の道中で水分が必要だろうと備えたと言われています。

それを今は、夏のデザートとして食べているとはなんと贅沢なのでしょうか。

スイカには、水分、ミネラル、ビタミンが豊富です。真夏40度を超えるエジプトではスイカとチーズの組み合わせが人気だそうです。熱中症対策に取り入れ、暑い夏を乗り切りましょう。