セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、より良い決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める」ことを言います。

歯科でセカンドオピニオンとなると、どんな先生のところへ行こうか、何を基準に探せばいいか、歯科で専門とは?と迷うかもしれません。

専門といっても、大学病院など大きな病院であれば虫歯なら保存科、被せ物なら補綴科、歯周病なら歯周病科、神経の治療なら歯内療法科などわかれていますが町の一般的な歯科医院ではこのように分かれてはいません。あっても口腔外科や矯正科になります。

基本的に歯科は、お口の中全体を一つの単位として口腔一単位と表現します。そして快適な咬み合わせを作るためにはすべての分野の技術が必要となります。もし、どれか一つの分野の技術が低ければ全体の歯科水準はその一番低い分野と同レベルになってしまいます。そのため当院では、『総合歯科診療』を掲げ、高いレベルでの歯科治療を実現するため全ての分野の技術向上に努めています。

そして当院のもう一つの強みとしては、開業し半世紀近いということです。つまり、これは膨大な治療データがあるということです。技術とは別で、このデータというものはなかなか手に入りません。経験や経過からわかる情報は貴重です。参考になる症例があれば、合わせて情報提供できると思います。また、専門の先生がいるのであれば札幌でも東京でも良いので紹介してほしいと希望される患者さんもいます。その際は、本間歯科とつながりのある専門の先生を紹介しています。

セカンドオピニオンをご希望の方は、電話予約の際お伝えください。

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セカンドオピニオン

セカンドオピニオンのため当院にお越しになる方がいます。「今まで通っている医院で納得がいかない診断をされた」、「治療方法は他にないのか」様々な思いや不安を抱え、お越しになることと思います。

歯科は、一つの病気に対する治療法が複数あることもあります。ときにはコレ!という答えがない時もありますし、患者さんの口腔清掃状況や生活によって変わることも多いです。

例えば、小さな虫歯があるとします。定期的に通われてる方や基本口腔清掃ができている方は様子をみましょうということがあります。それは、乳歯とは違い大人の虫歯は急激に虫歯が進むことがなく虫歯菌の餌となるようなものを口腔内にとどめないよう努力してもらえば様子を見ていけるからです。しかし、口腔内清掃をなかなか上手くできない方は早めに治療してあげなければどんどん進行してしまいます。その場合は、治療をするべきです。
あるいは、歯の神経。「虫歯が歯の神経にかなり近いです。神経をとった方が良いです。」という先生もいるかもしれないですし、「虫歯を取り、その後しみるのが続くようであれば神経をとりましょう。」と言う先生もいるかもしれません。どちらが正解かは、難しいです。「いずれしみてきた時にまた通うくらいなら取った方がこの患者さんのため」と思う時もあれば、「神経の治療で神経を取ると今後年月を重ねたときに何かの拍子に歯が割れることもあるのでなるべく神経を残してあげたい。」と考えることもあります。

患者さんの年齢、生活環境、口腔内の情報などを考え、その人にとって何が一番ベストかを常に考えるのがかかりつけ医の大切な役割と考えています。
セカンドオピニオンで受診される方は初めてお越しになる方ばかりなため、その場で診察し口腔内、レントゲンなどの情報から一般的な診断など淡々とお話しすることになります。患者さんそれぞれの背景に対する理解という点ではかかりつけ医の先生と比べてどうしても不足してしまいます。
かかりつけ医を探すことは、歯科に限らず難しいと思います。自分に合ったところで、診てもらい続けることが一番です。
当院には、開業当初から来院されている方が多数いらっしゃいます。そのことに感謝しつつ本間歯科では、一人一人に合った治療をこれからも提案したいと考えます。