釧路新聞に掲載されました 2018.6.7

釧路市内で本間榮一歯科診療室を営む本間院長は、母校の釧路湖陵高校の学校歯科検診を担当している。4月行った歯科検診で、節目の30年目の検診を無事終えた。

本間院長が湖陵高校の学校歯科医となったのは1998年。当時湖陵高校の保健担当教諭は、本間院長の恩師でもあった故町田康雄校長で、「本間君、頼むよ」の声掛けで、学校歯科医引き受けることになった。当時の湖陵高校は、1400人を超える生徒がひしめき、現在は1日で終える検査も「丸2日間かかった」と話す。検診当日は保健室前に長い列ができ、生徒のしゃべり声がうるさかったといい、「うるさいぞと制止しても聞かなかったが、私は君たちの先輩だと言い聞かせると、不思議とおとなしくなった」と思い出を語る。「昔は、幅広のズボンやリーゼントで行儀の悪い生徒もいたが、今は身なりも良くおとなしい生徒が多くなった」と変わりゆく生徒についても話していた。(石川直樹)