先日、東京で行われた顎咬合学会に参加してきました。咬合=噛み合わせの学会になります。
我々人間は上の歯があり下の歯がありこれを接触させ、また顎の関節、筋肉などが複雑に作用し食事や言葉を発しています。その機能が上手く行かないと食事がしにくい、発音しにくい、顎が痛い、歯が染みる割れる、場合によっては頭痛や耳鳴りまでも引き起こすこともあります。たった一本の歯の不具合が全身の不調につながる。つまり、この咬合というものは歯科医療の根幹をなす基盤であり核心的テーマです。
私が10年以上参加している勉強会PGIの代表の西川洋二先生が当学会で『顎機能障害に対する診断と治療法』についての特別講演を行いました。PGIという勉強会について少し触れておこうかと思います。このPGIというスタディグループは、AADR 米国歯科研究学会(歯科口腔顔面領域の研究者が集まるアメリカ最大級の学術団体)に準拠し代表の西川洋二先生を中心に活動しています。1984年、寿谷一先生により真の総合歯科診療を目指す咬合学の研究機関として設立されました。不思議なもので、父は創設者の寿谷先生からいろいろな知識を学んでおり私はその後継者の西川先生から学んでいます。歯科医師は、生涯勉強をしていかなければならないのでスタディグループ勉強会に入ることが多々あります。お互い全く知らずにかなりの数ある中から同じ門下を叩くという奇跡。これは、1歯科医師としての歯科治療のゴールが一緒だという証であり、最良の治療を患者さんにブレることなく提案できる本間歯科の最高の強みだと思います。患者さんが快適に物が噛めて長期的に安定するようこれからも勉強をし、診療してまいります。
2026年6月14日 【顎咬合学会】 国際フォーラムにて

