入れ歯の種類

秋と言えば、『食欲の秋』!

美味しいものを食べるために使う道具である歯。

今日は、一番悩んでいる方が多い義歯(入れ歯)にスポットライトを当て説明したいと思います。入れ歯と言っても種類は様々です。

まず大きく分けると、保険診療と自由(自費)診療があります。

保険の入れ歯『樹脂床』

当院の信頼する技工士が作成し、調整するので問題はありません。しかし、保険の縛りがあるため使う材料などの自由の幅がありません。

 

自由診療(自費)診療のものは、材料や手間がかかるためより精密に仕上がります。いろいろな材料の義歯があるので患者さんの希望はもちろんですが、口腔内の状況により適しているものを判断し提案することができます。

以下が自由診療の義歯になります。

『金属床』チタン床・金床・コバルトクロム床などから選択します。

金属床は、薄く仕上げれるため違和感や話にくさを軽減します。熱伝導性も良く、ぴったりとした装着感があります。部分的な入れ歯も可能です。

『コンフォートデンチャー』

入れ歯の裏面に生体用シリコーンというクッションで覆います。この弾力のおかげで咬んだ時の歯茎への負担を軽減、また吸着力にも優れていると言われています。

『ブレードティースデンチャー』

この入れ歯は、人工歯に特徴があります。咬砕力を増すことで顎堤の圧を軽減し、この金属部に力が集中することで小さ力で効率よく食べ物を咬み切ることができます。上の入れ歯の歯に金属がつくため見た目ではわかりません。

『ノンクラスプデンチャー』

通常保険だと金属になってしまう留め金が透明なもので、さらに目立ちにくくなりました。

『イボカップデンチャー』

ヨーロッパのリヒテンシュタインで開発された大変精度の優れた義歯製作システムによってつくられた入れ歯です。見た目は、保険のと変わらないと思う方もいるようですが並べると審美性は高く精密なためつけ心地は全く違います。

他『テレスコープ義歯』『アタッチメント磁性義歯』なども治療可能です。

 

当院の治療手順は、基本的に今お使いの入れ歯を修正し痛みを取り

それから希望の方には新しい義歯を作製します。咬めない状態がないよう治療を進めます。

入れ歯でお困りの方は、ぜひ当院の治療を受けていただきたいと思います。

開業47年、知識と経験から最善の治療を提供したいと思います。

来年から治療希望の相談

12月に入り、来年から、あるいは雪のシーズンが終わってから治療を本格的にスタートしたいという方の相談が増えてきています。

今の状態はどうなのか、治療をするとしたらどのような治療があるのか、どのように治療が進むのか、治療期間はどのくらいか、治療費はどれくらいなのかなど

今の状態、また道筋を知ることは、なにを始める時も必要なことです。

模型や写真、資料等を使い説明しています。相談がある方は、ご連絡下さい。

矯正、顎関節症

今週11月16日~11月22日『矯正』、『顎関節症』無料相談を実地致します。

歯周病検査、レントゲンや模型などは金額はかかりますがたとえば、矯正をしてみたいなと思っているけど矯正はどんなものなのか知りたい。実際に付ける器具を見たい。ずっと悩んでいるけど矯正をしたほうが良いのか。

顎が痛い、咬みにくい、口が開けにくいなど症状があある。顎関節症と以前言われたことがあるけど実際はどんな治療をするのか聞きたい。

ご希望の方は、お電話で矯正相談あるいは顎関節症相談と言っていただけたらと思います。

なお、その他

来年から、あるいは雪のシーズンが終わってから治療を本格的にスタートしたいという方も受け付けておりますのでご相談ください。

模型や写真、資料等を使い説明

 

歯科治療について

10月の世界的大イベントといえば、今年も3日から10日に発表のあったノーベル賞です。

日本で初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹氏。彼は、1949年原子核を構成する陽子と中性子は、中間子と呼ばれる粒子をやりとりすることによって生まれる素粒子物理学の基礎となる理論を提唱した博士です。

彼は、物理学で有名ですが趣味は読書。幼少期から家中に様々なジャンルの書物があり、その大部分は大人が読むような難しい書物ばかりだったそうです。しかし、そのような環境だったためか条件反射のように本を読んでいたそうです。そんな彼は、1963年に『本の中の世界』という本を出しています。この本の中で、博士は歯科の世界でも感じる感覚をこのように書いています。

【自然は曲線を創り、人間は直線を作る】

自然界にはなぜ曲線ばかりが現れるか。その理由は簡単である。特別の理由なくして、偶然に直線が実現される確率は、その他の一般の曲線が実現される確率に比して無限に小さいからである。しからば人間は何故に直線を選ぶか。それが最も簡単な規則に従うという意味において取り扱いに最も便利だからである。

歯科においてこれを感じる場面は、いくつかあります。

例えば、

➀スマイルライン

(口角をあげて笑ったときに見える、上の前歯の先端を結んだ線の事)

下唇のラインに沿って緩やかな曲線を描いているのが美しいとされています。

②前歯の形(写真ピンク)

曲線の強さに差があります。

③前歯の色を捉える為のマメロン(写真みどり)

発育葉と呼ばれる内部構造。前歯の差し歯やプラスチックでの修復の際の透明部分、そうでない部分の目安であり光の反射やコントラストなどもこれを参考に決めます。

私たちは、いかに自然に見えるかを考え修復します。それは、左右対称過ぎても問題があり、違和感がないように設計するのに試行錯誤をします。大きな鏡で全身像を見てもらい確認を取ることも、横顔を合わせ鏡で確認してもらうこともあります。

たとえ、患者さんがOKを出しても、私たちはもっと自然にと思い、再度技工士と相談することもあります。それほど、自然に出来上がったものを人工的に修復することは難しいです。そして、ほんのちょっとと思うような修正で見え方が全然違います。しかし、こだわった分、綺麗にセットできた時は本当に嬉しいものです。

前歯や入れ歯など、自然に見せたいと誰もが思う部位を自然に見えるようこだわって作っておりますので、そんな本間歯科にお付き合いください。

歯科矯正・顎関節症

今週(6月28日~7月3日)『矯正』、『顎関節症』特別相談を実地致します。

歯周病検査、レントゲンや模型などは金額はかかりますがたとえば、矯正をしてみたいなと思っているけど矯正はどんなものなのか知りたい。実際に付ける器具を見たい。器具を使わないマウスピース矯正って何?ずっと悩んでいるけど矯正をしたほうが良いのか。

顎が痛い、咬みにくい、口が開けにくいなど症状がある。顎関節症と以前言われたことがあるけど実際はどんな治療をするのか聞きたい。

ご希望の方は、お電話で矯正相談あるいは顎関節症相談と言っていただけたらと思います。

当院では、マウスピース矯正(針金を使わない矯正法)も導入しております。

※イメージ動画

花を生けるということ

玄関にも、花を最近飾っています。花には、人の心を穏やかにする力があると言われています。

そして、花を生けることは歯科医師としてのセンスも磨けると考えます。美しいものを美しいと感じれること。バランスを意識すること。審美領域の治療には欠かせないことです。日々の生活の中でも、学んでいきたいです。

 

ホームアローン

世代を越え、愛され続けているクリスマス映画『ホームアローン』。

今年も、テレビで再放送をしていましたが皆さんは見たでしょうか?今年に限らず、一度は見たことがある方は多いのではないでしょうか?

ホームアローンのあらすじを簡単にお話すると、

シカゴに住むマカリスター家はクリスマス旅行の準備で大忙しでした。旅行当日、末っ子のケビンを屋根裏部屋に置き去りにし出発してしまいます。ケビンは、1人で自由な時間を満喫することにしますが誰もいないマカリスター邸を泥棒が狙っていました。ケビンは、家を守るため泥棒を撃退しようと立ち向かう楽しい映画です。

この映画で歯がキーになっています。旅行に出発する前日のマカリスター邸に泥棒の一人が警官を装って潜入し偵察をした際に善人を装いケビンに歯を見せニコっと笑うシーンがあります。この金歯が正体を見破るヒントになっています。

 

特に金歯は、印象的なシーンや役柄でよく俳優さんが使っています。それは、歯が人の印象を決めることを知っているからです。例えば、ジョニーデップもその一人です。

以前書いた記事も載せておきます。 ➡ 人の印象

このように歯は、人の印象を決めます。だからこそ私たちは、機能回復はもちろんのこと1人1人にあった審美性の高いものを提供できるよう日々奮闘しています。お悩みのある方は、一度ご相談下さい。

フィルムカメラ

最近、フィルムカメラを本格的に始めました。0.1秒、コントラストのほんのちょっとの調整で仕上がりに差が出ます。

『ほんのちょっとが全然違う』

これは、口の中でもありうることです。私たちは、日々のかみ合わせの調整は何ミクロンの単位で診療をしています。

例えば、銀歯、差し歯。

ほんのちょっと高い特に低いは自身で感じにくい感覚です。そのまま使い続けると、歯あるいは歯周組織または顎関節、どこかでこのかみ合わせを調整しようと働き出します。そして、後に代償を負います。一か所だけ歯が揺れる、しみる、歯がかけた、顎が痛い。このような症状がある方は、一度歯科医院の受診を勧めます。

ほんのちょっとが全然違うことを意識し日々生活すること、そして美しものを見ることは何歳になっても歯科医師には大切だと考えます。

 

入れ歯・義歯

突然ですが、10月8日は何の日かご存知ですか?

歯科では、『入れ歯デー』とされています。『い1 れ0 ば8』とゴロを合わせたそうです。

当院でも入れ歯の方は、たくさんいらっしゃいます。私たちは入れ歯を作る際、次の2点を考えすすめます。1つ目は、機能です。しっかり食べることができる、これは大前提です。2つ目は、いかに自然にみえるかです。この自然にみえるかは、人工歯の形、大きさ、色など考えることがたくさんあります。

例えば、人工歯の色調は顔、口唇、歯肉の色を参考に選びます。形は、四角い顔の人は角張った前歯をしていますし、丸みを帯びた顔には円形の前歯を選択します。口の中に入れてみるとほんのちょっとが全然違います。このたくさんの中から当院では選択しています。自然な美しさを常に追求し、質の高い治療を提供できるように日々努力しています。

 

 

春の訪れ

暖かくなり、春の訪れを感じる今日この頃です。

3月4月は、美容室の予約がなかなかとれない・・・皆さんは感じたことがありませんか?3月4月は、卒業式、入学式、入社式などイベントがたくさんあります。そのため、予約が取れにくくなっているようです。

歯科医院はどうかというと、4月ごろから本格的に治療を始めたいと来院される方が多いように思います。特に釧路は冬より、暖かい春の方が外出しやすいことも影響していそうです。

これからのことを考え、本格的に治療を進めたいといった希望の患者さんも多くいらっしゃいます。当院では患者さんが治療に対するご希望やご意見をお話しやすいようにカウンセリングルームを用意しております。お話頂いた内容から患者さんにとってベストの治療を提示させていただきます。遠方からお越しの方の治療回数などの相談にも応じています。

まだまだ働ける歯には、もっと活躍してもらいたい。失った部分は、私たちが補います。

食事だけではなく、言葉、歌にも影響する歯を一緒に守っていきましょう。