歯磨きタブレット

皆さんは、歯磨きタブレットをご存知でしょうか?

日本ではあまり馴染みのないものなので聞いたことがない方も多いかもしれません。

イギリスに本店を構える自然派化粧品ブランドLUSHで販売されています。保存料が含まれていないことが魅力のひとつです。私がこれを知ったのはイギリスで友人に紹介されたのがきっかけでした。

そもそも、歯磨きタブレットと言われても想像がつかないかもしれません。簡単にいうと、固形の歯磨き粉です。ラムネのような形をしており、持ち運びに便利です。チューブ型の歯磨き粉は、使い切ることが難しいですがこれはその心配もありません。

使い心地はひとそれぞれなので、一度試していただくのが良いと思います。少しですが本間歯科にも置いておりますので、興味のある方はご相談ください。

歯医者に行くということ

この間、勉強会で東京に行った時に電車で

『めがねは、医療機器であり、個性を引き出す大切なファッションアイテムです。』という眼科のポスターを見ました。

歯科もこんな言葉があれば、もっともっと歯科医院に入りやすいのではないかと思いました。

例えば、入れ歯。

入れ歯の相談を恥ずかしそうにする方が中にはいらっしゃいます。しかし、入れ歯は食事をする道具、つまり医療機器であり、また顔の印象を決めるファッションアイテムでもあります。恥ずかしいことは、何もありません。

眼科のポスターのような・・そんな感覚で相談に来てほしいと私は思います。

開業し、41年目に入ります。いろいろな方の治療をしてきました。きっとアドバイスできることがあると思います。

医師あるいはスタッフに、お気兼ねなく御相談ください。

人の印象

アメリカUCLA大学の心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念に、「人物の第一印象は初めて会った時の3~5秒で決まり、またその情報のほとんどを『視覚情報』から得ている」というものがあります。

 

たとえば、前回の話に登場したジョニー・デップ。彼は、役を作りに尋常ではない執念をみせることでも有名です。役に合わせ、体系を変化させる、髪型メイクをほどこすなどはもちろんですが彼は 『歯』 も変えるのです。

 

『ギルバート・グレイブ』 田舎町の貧困な少年を演じるため、片方の前歯を削った(欠けさせた)と言われています。

 

『パイレーツ・オブ・カリビアン』 では、主人公のジャック・スパロウ役のため見える前歯にあえて金歯を装着しています。

 

『チャーリーとチョコレート工場』 では、厳格な歯科医の父親の影響で、小さいころに歯列矯正をしていました。大人になっても虫歯ゼロという設定から歯並びの綺麗な入れ歯を使用していたそうです。

 

『アリス・イン・ワンダーランド』 この役では、前歯に隙間を作りました。

 

『Black Mass』 マフィア役のため、また前歯を変えています。

 

彼は、歯も人の印象を変えることをわかっています。

歯は、顔のパーツの一つにすぎません。

しかし、この小さなパーツであっても人の印象を変えうることの責任を常に感じ、

私たちは治療にあったっています。

一人一人の個性を大切にした治療を、本間歯科では行っています。

チャーリーとチョコレート工場★

皆さんは、ジョニー・デップ主演の 【チャーリーとチョコレート工場】 という映画を見たことがありますか?

 

今日は、バレンタインデーも近いということでこの映画のお話をしようかと思います。

ジョニー・デップが演じるウィリー・ウォンカ氏。彼の子供時代は厳格な歯科医である父親に厳しくしつけられていました。甘いお菓子を食べるなどもってのほか。せっかくもらったハロウィンのお菓子も暖炉に投げ込まれてしまっていました。

ウォンカは、お菓子を全否定する父親に反発して家出をし、お菓子工場を作ります。

 

物語の後半で、家出をしたウォンカはチャーリー(貧しいが家族思いの優しい少年)の手助けで父親と和解するチャンスを得ます。

患者のふりをして歯科医院へ。父親は、診察台で口の中を見て初めて息子だと気付き、虫歯一つないことに驚きます。そして二人は久しぶりの再会を喜びました。

劇中ではっきりと描かれていませんが、厳格な歯科医の父親の影響で、歯に対する知識が身に付き、歯に対する意識が高く、お菓子工場で甘いものに囲まれて生活をしていても虫歯にならなかったのだと思います。

 

歯医者さんもチョコレートは、大好きですし、食べます。正しい知識できちんと予防さえしていれば、甘いものを食べたからといって虫歯になるわけではありません。

当院では、正しい知識をお伝えし、生涯ご自身の歯でおいしい食事をとっていけるよう全力でサポートして参ります。

 

前歯治療の歴史 [世界のどっかにホウチ民]

上の画像は 『開面金冠』 と呼ばれ、
歯と歯の間や歯と歯茎の間に虫歯はあるが、表面にはない状態で全て金属の歯にすると見た目が悪いので、昔はこう言う金歯の人が多くいました。
前歯はどうしても他人から見えるので、虫歯の治療の際に少しでも金属が見えないようにする一つの工夫でした。その時代は前歯に金の被せ物をすることはステータスのシンボルとして考えられていました。

今ではセラミックなどを使用し白く、審美的にも優れた治療が施されています。

 

これは、テレビ番組ですがボリビアでは現在もされているということなのでしょうか?

かおノート・黄金比

クリスマスも終わり、年の瀬ですね。北海道の大雪は毎日ニュースになり、見ない日はありません。事故には十分お気を付けください。

この間、本屋の売れ筋ランキングで『かおノート』という本を見ました。これは、昔からある『福笑い』のように顔の輪郭のみ描いてあるところに目や鼻、口、眉毛などのパーツのシールを貼るといった遊びの本です。バランスよくシールを貼り、誰の目からも整った顔立ちと思われるのは、大人でも難しいのではないでしょうか?

さて、人の顔には「誰の目から見ても美しい」とされる「黄金比」というものがあります。
古代ギリシャから使用され視覚的に最も安定し、美しいとされている比率です。数学的にも解明されており、約5:8の比率のことですが、古代エジプトのピラミッドやギリシャのパルテノン神殿、ミロのヴィーナス、モナリザの絵画にも使用されています。顔のバランスが黄金比に近い人は「整った顔立ち」であり、「美人である」と言われることが多いのです。

奇麗だ!かっこいい!と思う人の顔や、この人は本当にうまいな~と感じる美容師さんは黄金比を参考に髪を切っていたりもするとも言われています。

歯科医師もまた黄金比を参考に治療することがあります。

ただし、実際の治療においては黄金比はあくまで参考でしかありません。患者さんの顔は一人一人異なっており、それぞれの個性を考慮しなければならないからです。黄金比を基本としながら、それぞれの個性に合わせた治療を行って初めて美しい仕上がりになります。

美しいものを見ることは、何歳になっても歯科医師には大切だと考えます。日々、美の感覚を養っていくことが必要です。

『機能だけではなく審美も回復する治療』

それを本間歯科では、心がけています。

お歯黒時代からホワイトニングの時代に

『お歯黒』という言葉を聞いたことがあるかと思います。

平家物語で有名な一の谷の合戦(1184年)で、熊谷直美が打ち取った平家の公達・平敦盛もお歯黒をしていたと言われています。このように、お歯黒は平安時代にもっぱら上流階級の男性に流行していたようです。お歯黒は、江戸時代になると女性に流行しお歯黒道具は嫁入り道具の1つとなりました。この風習は、昭和初期には衰退していったそうです。

 

現在は、『お歯白』の時代ですね。

ただし、お歯白といってもやはり時代の流れがあります。以前までは、真っ白になるまでホワイトニングを希望される方が多かったです。

しかし、最近セミナーなどを通して感じるのは流行の色が真っ白から自然色に移行してきているということです。自然の色より少し白くが正しい言い方かもしれません。

つまり、プロがしっかり把握しどのあたりまで白くするのが自然かを判断する必要があります。

 

また最近は昔とは違い、年配の方のホワイトニングが全国的にも増えてきています。

その背景には、ご自身の歯が残っている方が増えていることが挙げられます。年齢が進むにつれ、歯が黄色くなってしまう現象は誰しも起こり得ることです。

ご自身の歯を白くする場合、入れ歯や被せ物とは手段が全く違います。

種類や方法などいくつかあるので、ホワイトニングをお考えの方は一度ご相談ください。