年の始めに

今週から本間歯科はスタートしております。さて、今年最初のブログに何を書こうかなと考えていましたが私が年末に聞いた2つの会話について書きたいと思います。

12月中旬、蕎麦屋での会話です。

蕎麦屋の店主に知人が「これから忙しくなるね。」と話すと、店主は「蕎麦屋の宿命ですから。」と笑いながら答えていました。

こちらは、年末の歯科医院での会話です。

「何でも食べれるお正月は久しぶりです。先生のおかげです。」と患者さんが言うと、先生は「歯科医師の義務ですから。」と。

この2つの会話を私は外から聞いているわけですが、どちらの会話も『粋だな』と感じました。内容は違えども仕事に対する意識の高さ、淡々と仕事をこなす職人の格好良さを垣間見る瞬間でもありました。またこの2人の会話の相手も、相手の仕事を労い、一方は感謝を伝える。これまた粋だなと感じます。

人と人とのつながりはこのような言葉掛けであり、そこには人間性が出るなと思います。毎年毎年、仕事、人間性の両方を確立していくよう精進していきたいです。

それでは、今年も張り切っていきましょう。

Merry Christmas

今日は、クリスマスですね。アメリカには、クリスマスと歯にちなんだ歌があります。サンタさんへの可愛いリクエストです。
曲名は「All I Want for Christmas is My Two Front Teeth」
(クリスマスに欲しいものは、2本の前歯)

『お子さんの乳歯が抜けたけれども、なかなか大人の歯が生えてこないな』と思っているお父様やお母様がいましたら、ぜひお口の中を観察、あるいは歯茎の上から触ってみてください。歯茎が薄く白くなってきていたり、触ってみて固いものがあれば近々生えてくるはずです。レントゲンは確実ですが、お家でそんな確認をしてみるのも楽しいのかなと思います。

もちろん、何かの原因で遅延している可能性もあります。ご心配な方は、ご連絡ください。

それでは、良いクリスマスをお過ごしください。

 

ファッションと環境問題

冬到来で、寒さが厳しくなってきました。先日、デザイナーの1人が秋冬のコレクションを作るにあたり自己の展開ついて語っている記事を読みました。内容は、サステナブルとファッションの難しさでした。「サステナブルsustainable」これは持続可能なと言う意味です。

この言葉は地球の自然環境維持に役立つ事業や開発、自然環境に配慮した行動を表現する際に耳にするようになった言葉でもあります。ファッション業界では、動物性の皮革がこれに関係してきます。

動物性の皮革は命を奪うことに加担してしまうネガティブな面がある一方で、全てがオーガニックの物質なのでいずれは地球に100パーセントかえることができます。かたや人工レザーや人工ファーを使うと、もともとはポリエステルで作られているものなので半永久的に残留してしまいます。それぞれがポジティブとネガティブの部分があります。

義憤とは何か、倫理観って何だろう。誰かにとって良いことは誰かにとっては悪いことであったり、360度から見て正しいものはあるのかと考えさせられます。

この記事のデザイナーは、葛藤の末、今期のコレクションは人工の素材とオーガニックの素材を混ぜたファッションを提示しました。またクローゼットの中で循環できるようシンプルに、長く着てもらうために2way、3way楽しめるデザインに工夫しました。葛藤そのものを素材で表現し、自分の考えを作品で伝えることに斬新かつ強い意志を感じます。

これは環境問題に限ったことではなく、柔軟に物事を考えることの大切さを改めて確認できる良い記事だと感じます。「固定した目でばかり物を見ていたのでは、見ているようでその実は何も見ていないと言える」と以前祖母が言っていたことを思い出します。日々の生活や仕事に活かせる事柄は、どんどん吸収し還元していきたいと思っています。

秋の小話

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

本間歯科は、落葉シーズン到来で落ち葉拾いに追われる秋を過ごしておりました。

この『落葉』という言葉は、晩秋から冬にかけての季語であり木々が葉を落とす様を表している風情ある言葉です。

では『落語』これはどのような意味合いの言葉でしょうか?

これは、江戸時代から現在まで伝承されている話芸の一種で話の最後に「落ち・オチ」がつくことが特徴です。また、凝った衣装や大掛かりな舞台を必要としない演じ手の技巧と聴衆の想像で物語の世界が広がっていく極めてシンプルでかつ日本らしい伝統芸です。落語に皆さんは馴染みがあるかわかりませんが、私には落語かもわからない子供の頃の記憶があります。今時珍しい話ですが、祖母の家に泊まりに行くと寝る前に絵本ではなく落語を聞かされていました。それが今となって落語の面白みを知ることになり不思議なものですが、その当時聞いていた落語の演目は、『寿限無(ジュゲム)』この演目1択でした。名作落語なので、ご存知かと思います。

ある日、子供が友達に殴られて出来たこぶを父親に訴えるのですがその友達というのが、縁起のいい名前をたくさんつけたそれはそれは長い名前の子だったためその長い名前を繰り返し言ううちに時間が経ってしまい殴られて出来たこぶが引っ込んでしまったというお話です。

例えば、この話を歯科に当てはめてみるとどうでしょうか。

これから治療する説明を長く話し続け、説明を終え、いざ治療を始めようとした時には「虫歯がなくなった」「痛みが消えた」となれば、治療の必要がなくなります。そんなことが起きればとてもハッピーで、「もっとお話を!」とお声がかかりそうな気がしてしまいます。

しかし、実際はそうははいきません。長々とあれよこれよと説明するばかりを繰り返す。そんなことをしたら患者さんと険悪になり、話してる暇があるのならば手を動かせとこうなるわけです。

つまり、一刻も早く患者さんの主訴(患者さんの一番気になっていること)を取り除けるよう正確な診断をし、簡潔的に説明、それに応じた治療にすぐとりかかることが我々の全てになります。また、患者さんも話を聞いている間に自然に治ることはないので治療をしなければなりません。

というわけで、今回は寿限無のような面白い話とそうはいかない現実の話の両方を書きましたが寿限無はやはり名作ですね。

▶️ お時間のある方は、落語の寿限無をお楽しみください。

https://youtu.be/Mfnjo6urmsA?si=9aOESbwhEH0Aub6w

咬みやすいほうって❔何

「詰め物がとれた」「入れ歯がこわれた」などでくる患者さんに、

よく院長は「なに美味しいもの食べたの?」と聞きます。

この美味しいものという言葉は、なかなかつけない気もしますがこれは本間歯科の定番のようで昔から来ている患者さんは座るやいなや食べた物の話が始まり笑わせてくれることもあります。かかりつけ医というものはこういうものであり、院長とスタッフが50年かけて築きあげた医院は素敵だなと思います。

さて、話は『食べる』ということにスポットを当てていきますが歯科治療というものはその先に食べるという目標があります。それは、治療によりその機能を回復しバランス良く咬める環境を与えることで達成されます。

たまに「右の咬み癖があるんだよね」「左が咬みやすから左使っちゃうんだよね」という話を聞くことがありますが、そういう場合は大抵一方が咬んでいません。つまり、右に咬み癖がある人は左が咬んでいない、左が咬みやすい人は右が咬んでいません。

入れ歯だと咬めないからインプラントと考える人も世の中に多いのが現状ですが、歯科医師が言えることはこれもまた咬む環境がそこに整っていないということです。インプラントをするにしても、まず咬める環境を作ることから始めなければなりません。もちろん快適さに違いはあると思いますが、入れ歯だから咬めないというわけではありません。

バランス良く咬めるために何が足りていないのかを精査し、治療をすることは長期経過良好のキーでもあります。

暑い夏の次は、食欲の秋です。

患者さんが、思いっきり秋の味覚を楽しめるよう本間歯科は今日も診療中です。

くしろ霧フェスティバル

昨日からスタートしていますが、今週末は『くしろ霧フェスティバル』です。

霧の街釧路と呼ばれる所以は、釧路沖を流れる冷たい新潮と南から来る温かく湿った空気がぶつかり霧が発生する(海霧)が頻繁に発生することです。そんな霧を利用して幻想的なステージを繰り広げるのが、このお祭りです。

飛行機がつかない、洗濯物が干せない、外出しても景色が見えないなどのマイナス面が目立つ中、それを強みに企画した『くしろ霧フェスティバル』

ぜひ、今週末に足を運んでみてはいかがでしょうか?

▶️ http://www.kushirokirifestival.com

釧路市の自然

太陽と緑が眩しい季節です。

釧路市の森は、約10万ヘクタール北海道の市の中で第1位の面積を誇ります。大自然があるがゆえの宿命ですが、動物たちとの共存は私たちの生活そのものです。といってもお互いに干渉することもなく生活しているわけですが、鹿に出会う確率は極めて高いです。

今日は、鹿のお尻についてお話ししようと思います。ところで皆さんは、鹿のお尻を見たことがあるでしょうか?

ふわふわの白いお尻。このお尻は、私たちが運転中に鹿を確認する際にも助けになりますが彼らのお尻が白いのには理由がありました。

草食動物のエゾシカは、敵から身を守るために普段は群れを作り集団行動をしています。そんなエゾシカは危険が訪れた際にこのお尻を変化させます。

なんとそのお尻は⒈5倍ほど大きくなります。真っ白い毛を逆立て危険が近づいていることを後続、周りの仲間に伝えてるのです。あの真っ白いお尻は、敵から身を守る手段として使われています。

ただ可愛いだけではなく、生き抜くための大切な役割があることを知り、自然の神秘を感じてしまいます。花や鳥の名前を一つ覚えるだけでも、自然を見る目が変わります。動物のこんな話もそうであって欲しいなという気持ちを込めて今日は書いてみました。

では、歯科だけに鹿の話で失礼いたします。