歯磨き時間は優雅か

最近、当院を来院した方はまあまあの大きさの砂時計があるのをご覧になったでしょうか?

購入もできるため「いくらですか?」とお聞きになった患者さんもいたと聞きました。遅くなってしまいましたが、今日はなぜ砂時計が置いてあるのかについてお話したいと思います。

まず置くきっかけになったのはある歯科雑誌のコラムでした。タレントのふかわりょうさんが女優の黒木瞳さんとお会いし、歯についての対談をした時のことを書いたコラム。お二人とも定期的に歯のクリーニングに通っているそうです。

ふかわさんは、行くたびに歯ブラシの指導を毎回子どものように受けていますと話しました。

黒木さんは、ふかわさんと別の問題がありました。忙しさもあり毎回歯磨きの時間が違うので、時間を意識して磨いているとのことでした。黒木さんは時間を意識するために砂時計を使用している話もしてくれました。それを聞き、ふかわさんは素敵だなと思い「自分もしてみたい。」と伝えたそうです。

すると、後日黒木さんから砂時計が届いたそうです。そして、「自分はその日から砂時計を使い、歯を磨いている。」と締めくくっていました。

このコラムを読み、我々は当て方などを説明することはあっても、こんなふうに時間を意識しながら優雅に歯磨きができることを伝え忘れていたのではないか、毎日のケアが一番大切なのでここで覚えて欲しいという気持ちが先行しかえって窮屈にさせてしまっていたのではないかと疑問がわきました。そこで当院は、歯磨き時間が優雅な時間になり得ることを伝えようと砂時計を購入しました。

アナログですが時間が視覚的に把握できるため歯磨きの時間管理に最適です。割れない、水にもOKなものを探しました。

ご興味のある方は、スタッフまでお声かけください。

 

心地の良い音

5月に入りようやく暖かい春が来たかと思えば、極端に暑かったり、寒かったりが全国的に見られます。片頭痛や自律神経の乱れに要注意と呼び掛けられているのが印象的です。心地良い気温である春は一体どこへ。

この「心地が良い」という表現は、気持ちが良い、快適、爽やかなど心や身体がリラックスできるストレスのない感覚や環境を表しています。

先日、私の琴の先生が「琴の音というのは、人が心地良く感じる音なんだよ。」と話してくれました。調べてみると特に和楽器は心地の良い響きを持っており、その理由は自然素材からうまれる音色そのものだからだそうです。心地の良い音は、音の波形に規則性があり、過度に高音/低音でもない大きすぎない音です。例えば、川のせせらぎ、小鳥のさえずりといったものが自然界では挙げられます。逆に不快な音とは、何でしょうか。

お気づきの方も多いのではないかと思いますが、歯科で聞くあの音。あれは、かなりの不快な音に分類されます。自然界に存在しえない機械音が人間が不快に思う音の代表になります。

あの「キーン」という音は、主にエアタービンという機械の音です。空気の力で高速回転するため大きな音が出ます。音の軽減されたものが開発されているのですが音を完全に消すことはいまだにできていないようです。

少しでもあの音からくる不快な気持ちを軽減するため、あれやこれやと皆奮闘していますが、当院ではクラシック音楽の力を借りています。クラシック音楽を聴くと脳からアルファー波が出ます。これが不快な信号をブロックし鎮静鎮痛作用をもたらすと言われています。他にも自立神経のバランスを整えリラックス、免疫アップさせるなど心身に良い効果もあるそうです。

本間歯科では「爆音で機械音を消すぞ ! 」とまではいきませんが、今日もクラシック音楽でみなさんをお待ちしています。

以前の記事 ▶️ BGMについて

オリンピックで注目された歯

ミラノ・コルティナ五輪は、時差に悩まされる毎日な気がします。起きるとメダルのニュースという方も多いのではないでしょうか?日本時間20日に行われたフィギャースケート女子フリーでは日本人の活躍が目立ちました。そんな中、金メダルのアリサ・リウは一度引退をしていたとのことで完全復活を見せてきたように思います。彼女の演技はもちろんですが、日本の選手を称える姿の素直さや可愛らしさ、ファッションが色々なメディアに取り上げられています。

ここで注目されている一つに、彼女の歯があります。以前からSNSを中心に話題になっていました。歯にラインストーンをつけるティースジュエリー? 矯正している? と思わせるような見た目。

写真ロイター

笑うと上の前歯とともに矢印のようなマークが見えます。これは、歯に何かをつけているわけではなく、上唇小帯(上の唇と歯茎を繋いでいる部分)のピアスだそうです。ファッションの一部になっており存在感があります。彼女はファッションもキュートなので、日本でも人気が出そうです。オリンピックは週末まで続きます。そして、その次は野球World Baseball Classic2026、サッカーFIFAワールドカップ2026が待っています。今年は、スポーツから目が離せません。

ちょこっとチョコの話

2月といえばバレンタインですね。バレンタインといえば、チョコレート。

昔ながらの明治チョコレート『板チョコ』

皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

私は、このチョコレートに思い出があります。それは、祖父の家へ遊びに行った帰りの私の手には必ずこのチョコレートがあったからです。

私はチョコレートが大好きで、祖父は私が遊びに行く前には必ず買って用意をしてくれていました。しかし、それを簡単に貰うことはできませんでした。祖父は、当たり前のように私が来る前に本棚にそれを隠し、私はそれを当たり前のように探すという一風変わった光景が毎回繰り広げられていました。色も大きさも同じ医学書と医学書の隙間に隠された薄く茶色の包装紙の板チョコを探すのは幼い私には至難の業でした。最後は食べたいのかもわからず、ただただ探していたチョコレート。

これが良い思い出となって、今でもこの明治の板チョコを見ると祖父の本棚の記憶が鮮明に蘇ります。私のチョレート歴史は、おそらくここがスタートです。私のチョコレート歴史とは比べられないほど歴史のある明治チョコレート。

それでは、話は戻り HAPPY VALENTINE!

 

『午後の3時』

以前読んだ本『La Nauseé』

これはフランスの哲学者であり、小説家、劇作家であるジャン=ポール・シャルル・エマール・サルトルの代表作です。この本の中に、こんな一文があります。

「3時。この3時というのは、何をしようと思っても常に遅すぎるかまたは早すぎる時刻だ。午後の奇妙なひととき。」

確かにと思った人がいるのではないでしょうか。私は、その中の1人です。

また、3時という時刻はお馴染みの「おやつの時間」でもあります。

この3時という時刻がなぜおやつの時間と言われているのかというと諸説ありますが、生物学的には食べたものがもっとも脂肪になりにくい時間帯だからだそうです。つまり理にかなっています。追加で歯科的な話をすると、間食の回数が多い人ほど虫歯になりやすいというエビデンスがあります。そのため、おやつは3時と決めてダラダラ食べないことは歯にとっても実は良いことなのです。

そして、3時のおやつといえば昭和時代の名CMではないでしょうか?

 

 

年の始めに

今週から本間歯科はスタートしております。さて、今年最初のブログに何を書こうかなと考えていましたが私が年末に聞いた2つの会話について書きたいと思います。

12月中旬、蕎麦屋での会話です。

蕎麦屋の店主に知人が「これから忙しくなるね。」と話すと、店主は「蕎麦屋の宿命ですから。」と笑いながら答えていました。

こちらは、年末の歯科医院での会話です。

「何でも食べれるお正月は久しぶりです。先生のおかげです。」と患者さんが言うと、先生は「歯科医師の義務ですから。」と。

この2つの会話を私は外から聞いているわけですが、どちらの会話も『粋だな』と感じました。内容は違えども仕事に対する意識の高さ、淡々と仕事をこなす職人の格好良さを垣間見る瞬間でもありました。またこの2人の会話の相手も、相手の仕事を労い、一方は感謝を伝える。これまた粋だなと感じます。

人と人とのつながりはこのような言葉掛けであり、そこには人間性が出るなと思います。毎年毎年、仕事、人間性の両方を確立していくよう精進していきたいです。

それでは、今年も張り切っていきましょう。

Merry Christmas

今日は、クリスマスですね。アメリカには、クリスマスと歯にちなんだ歌があります。サンタさんへの可愛いリクエストです。
曲名は「All I Want for Christmas is My Two Front Teeth」
(クリスマスに欲しいものは、2本の前歯)

『お子さんの乳歯が抜けたけれども、なかなか大人の歯が生えてこないな』と思っているお父様やお母様がいましたら、ぜひお口の中を観察、あるいは歯茎の上から触ってみてください。歯茎が薄く白くなってきていたり、触ってみて固いものがあれば近々生えてくるはずです。レントゲンは確実ですが、お家でそんな確認をしてみるのも楽しいのかなと思います。

もちろん、何かの原因で遅延している可能性もあります。ご心配な方は、ご連絡ください。

それでは、良いクリスマスをお過ごしください。